一時期、私は4Kのモニタを左右に2つ並べていた。
と言っても、作業をデュアルディスプレイで行うわけではなく、スタンディングデスクと普通の座って作業する机の2つを別々に用意して使い分けていた時期があって、それに合わせてモニタも各高さに合わせて2つ設置していたというわけだ。
しかし今はスタンディングデスクでしか作業しないと決めて、モニタは1つだけに——
という状況だったのだが、この度めでたく、また32インチの4Kモニタが2つ並ぶ部屋に戻った。
どういうことかというと、インフィニティチェアに座ったまま動画を見たりゲームをしたかったのである。
スタンディングデスクでしか作業をしないと決めた私は、その分しっかり体を休めることができる椅子を買うことにした。
その椅子として選んだのがインフィニティチェアである。
キャンプ用品などアウトドアグッズのメーカーであるコールマンの製品で、もちろんこのインフィニティチェアも、コンパクトにとはいかないものの畳むことができる。
ゲーミングチェアなんかと違って、いざとなったら畳んで脇にどけたりどこかに運んだりできる点を買って、インフィニティチェアにしたのだ。
まあこの辺りはインフィニティチェア購入時の記事にもっと詳しく書いている。
さて、最初はちょっと座って休むつもりで購入したインフィニティチェアだが、これがなかなか座り心地が良くて、動画を見たりゲームをするくらいはスタンディングデスクではなくインフィニティチェアに座りたいと思うようになった。
そう、スタンディングデスクでしか作業しないと決めたわけだが、その作業にはいわゆるそういった娯楽系も含まれていたのだ。
何せスタンディングデスクの上にしかモニタがないのである。
動画視聴やゲームをするのも、スタンディングデスクで行うしかなかった。
インフィニティチェアをリクライニングさせて、スタンディングデスクの上のモニタを見上げるようにすうることもできなくはなかったが、首や目が疲れる。
そうなるくらいだったら、もうインフィニティチェアに座って見るためのモニタを設置しようと思ったわけだ。
何せ32インチ4Kモニタが余っていたのだから。
というわけで再びモニターアームを使って、デスクの横からモニタが浮いているような環境を構築。
あとは程よい距離を空けてインフィニティチェアをモニタの前に置けば完成だ。
座り心地のいいインフィニティチェアで、何時間でも動画を見たりゲームをしたりできる。
座り心地が良すぎて寝落ちするくらいだ。
また、このモニタはtype-Cケーブルでの接続にも対応しているので、MacBookやDisplayPort Alternate Modeに対応したノートPCを繋ぐこともできる。
先日紹介した膝上テーブルと合わせて、手元にノートPCを広げながら、32インチ4Kモニタをメインディスプレイにして作業したりもできるわけだ。
と言いつつも、あくまで娯楽用である。
ノートPCを繋げると言っても、そのノートPCでmicroSDを読み込んで、その中の動画データを32インチモニタで再生するとか、そういう使い方である。
だから以前の「作業用モニタ2台」とは違って、作業と娯楽できっちりとモニタを変えたと言えるだろう。