前回までのあらすじ。
机の奥行きが余っていたのでモニターを置くことにした。
しかし、モニターなんて世の中には何種類もある。
結果的に選んだのはLGの32インチ4Kモニター【32UP550-W】だ。
今回は、このモニターを選んだ理由をご紹介。
type-Cケーブル1本で接続&給電
ディスプレイ出力といえばHDMIがメジャーかもしれないが、ノートPCに限れば最も使い勝手が良いのはUSB type-Cではないだろうか。
なぜなら、それ1本で出力だけでなく、ノートPCへの給電もできるからだ。
ただし、USB PD(Power Delivery)に対応しているモニターに限る。
特に、MacBookはノートPCとして持ち出すことも多いので、毎回何本ものケーブルを付け外しするのは面倒。
しかし1本のケーブルで接続できるなら、MacBookだけを持って出かける時もお手軽だ。
何気に以前購入したL型コネクタが役に立っている。
念の為少し良いやつを買っておいて正解だった。
映像出力にも対応してくれている。
幅90cmの机には32インチのモニター
私が自宅で使っている机は幅90cmだ。
壁の隅に沿うようにして設置しているため、それ以上の幅になるモニターは置くことができない。
(机のセンターとモニターのセンターを合わせる前提)
となると、現実的な最大サイズは32インチになる。
今回購入したLGの、モニターは31.5インチ。
幅の実寸は71.4cmとなっている。
幅90cmの机なら32インチがベストだと思われる。
また、机の奥行きが60cmしかないので、それ以上のサイズになると、画面端の方を見るときにかなり首を横に振ることになる。
それだと首が疲れて、大きな画面で疲れにくくしたいという目的から外れてしまう。
ちなみに、32UP550-Wを置くとこんな感じだ。
ちょうど良い塩梅だろう。
4Kモニターで作業領域拡大
サイズが32インチで決まったら、次は解像度だ。
これに関しては、悩むまでもなく4K一択だった。
以前に、27インチのフルHDモニタを使っていた時期があったのだが、画面の大きさに対して解像度が小さく、画面の荒が気になった。
だからそれ以上のサイズとなる32インチなら、解像度もフルHDより上となる。
となるとWQHDか4Kになるが、せっかくなので4Kとしたまでだ。
ディスプレイの解像度は机で言うと作業スペースの広さにあたるので、大きいに越したことがない。
ただ、32インチとなると4K、それ以上は逆に文字が小さすぎて実用に耐えないだろう。
ちなみに、これが4Kでネットラジオ録音のお気に入り番組表を表示したところだ。
MacBookだと横にスクロールして放送局を選んでいたが、全ての局が一つの画面に表示されている。
これが解像度の違いだ。
作業も効率化して当然である。
土台がスリム
ここまでの条件で、信頼の置けそうなモニターはLGとBenQの2つくらいだった。
では、この2つから何を基準にLGを選んだのか。
それは机に置く脚、土台部分の形状だ。
BenQは一般的な角張った脚。
(出典:ベンキュージャパン)
一方のLGは細長い脚が弧を描くように伸びている。
(出典:LGエレクトロニクス・ジャパン)
脚の机に接する面積はBenQの方が少ないのかもしれないが、LGの方が線が細く、モニターの下のスペースに余裕があるように感じた。
実際、私はモニター下にスピーカーと時計を兼ねたAnkerのSoundcore Wakelyを設置した。
スリムな脚が広がるような形だからこそ綺麗に収まりよく置くことができている。
終わりに
本文でも述べたが、高画質の大画面モニターは、机の作業範囲が広がるのと同じ効果が得られる。
一つの画面に表示できる情報量が増えるので、作業もそれだけ捗るというものだ。
今までMacBookの13インチディスプレイでちまちまアプリを切り替えながら作業してきたのが馬鹿馬鹿しく感じるほどの変化だ。
変な意地を張ってないで、早く導入しておけばよかった……
実は裏側にUSB端子がついていて、USBハブとしても使える機能があるのだが、それはまだ活用できていない。
(出典:LGエレクトロニクス・ジャパン)
外部ストレージを接続しても、ディスプレイの電源を切るたびに接続解除になるため、不正なディスクの取り外し扱いになるし、再びディスプレイの電源を入れても、繋いでいたストレージは再認識してくれないので、結局つけ外しする羽目になるからだ。
まあ、この辺はおいおい活用法を探っていきたい。
今は32インチの4Kモニターによる効率化に感激するばかりだ。