最近は朝食をメインにしてガッツリ食べている。
昼は抜いてコーヒーを飲むだけ、夜はトマト缶と味噌汁というあっさり仕様である。
今のところこれでそれなりに納得しているのだが「これが正解だ!」と言い切れるほど確立しているわけではなく、定期的に考えてしまう。
いつ、どれだけの量の食事をするのがベストなのか、と。
そして、どうしていまだにハッキリと定まることなく、こうして考え直してしまうのかというと、目的によって答えが変わるからではないかと思うのだ。
短眠を目指して朝食べる?
今現在の私が朝食をメインにしているのは、必要な睡眠時間を減らすためだ。
1回の食事ごとに3時間の睡眠が必要だ、なんて考え方もあるようだ。
これが本当なら、1日3食だと9時間、1日1食だと3時間の睡眠ということになり、食事を減らすことによって睡眠時間を減らせることになる。
まあ、そこまでわかりやすい効果はないと実感しているが、それでも夜の食事を控えることで睡眠の効率が上がっている感覚はある。
だから、今のところは夜はほぼ食べず朝にガッツリ、昼は食事よりも昼寝に充てるという習慣で定着しているのだ。
ついでに二度寝防止効果にも期待できるし。
夜まで食べずに集中力を上げる?
空腹で集中力を上げるという考えもある。
空腹時には、胃から「グレリン」という物質が分泌されます。このグレリンのはたらきは2つあります。
空腹を脳に伝える 成長ホルモンの分泌を促すグレリンは、空腹を脳に伝えるとともに成長ホルモンの分泌を促します。成長ホルモンは交感神経を活性化するため、集中力を向上させます。このグレリンの働きこそが、空腹時に集中力が上がるといえる根拠です。
この考え方に従うなら、できるだけ食事は1日の終わりの方にして、起きてから最初の食事までの時間を最大化した方が良い。
食事の時間が遅くなればなるほど、それだけ集中できる時間が長くなるということなのだから。
問題は、空腹の程度である。
理屈はわかっていても食欲は3大欲求の1つであり、耐えるのはなかなか難しい。
我慢した結果耐えられずに暴食、なんてことになるリスクもあると思う。
実際、私は夜だけの1日1食をしていた頃、平日は会社にいるからいいが、休日は耐えられずにパンやお菓子を買って馬鹿みたいに食べてしまったことが何度かある。
小分けはあり?
短眠と集中、両方の効果を狙うなら、少量の食事を1日に何度か摂るという方法もアリかもしれない。
これはあまり試したことがないのだが、2週間くらい試したこともある。
朝と夜に0.5合の米を炊いて食べて、昼にナッツを30gほど食べる生活だ。
決めた量を決めた時間に食べることができるなら、この方法はオススメだ。
ただ、まあ私が朝から米を食べていたからかもしれないが、中途半端に食事をするとかえって物足りなく感じ、常に食欲と闘っているような状態になってしまった。
短眠はともかく、集中力に効果があるとは、あまり思えない結果だった。
まあ、米をなくして血糖値が上がらないようなものを食べるようにすればまた違うのかもしれない。
終わりに
現状、私は睡眠時間を減らす目的で、朝食をメインとしている。
とはいえ、完全な1日1食だと夜の空腹が耐え難く、うっかり翌朝まで待てず暴食してしまいそうなので、トマトと味噌汁で小腹を軽く満たす程度の食事を許容している状態だ。
ただ、生活環境や優先事項の変化によって、また変わるかもしれない。
例えば、今の私が朝食をメインにしているのは、平日は会社に行くからどうせプライベートな作業はできない、どうせどれだけ効率化しても定時までは拘束されるんだから、多少効率が落ちてもいいだろう、という考えだからだ。
もしも仕事が忙しくなって、テキパキやらないととても定時では帰ればい、というような状態になれば、それに合わせて食事習慣も変わるのかもしれない。
というか、固定しようとせず、それくらいの対応ができるような柔軟性を持たせておくのが正解なのではないかと、こうして記事にまとめていて思ったくらいだ。