iPad miniはちょっとしたお出かけ先で動画を見るのに重宝するサイズ感だ。
例えば電車の中。
しかし、私は動画配信サービスには加入していない。
動画を見るとすれば、VideoProc Converterで保存しておいたYouTube動画がもっぱらだ。
ところで、この保存作業はMacで行うので、その動画をiPadで見ようと思ったら、事前にiPad内に動画ファイルをコピーしておかなくてはならない。
そのためにはいちいちMacとiPadをケーブルで繋いで、さらにコピー完了までの時間を待たないといけない。
ちょっと面倒だ。
さらに、見終わった動画はiPadからは基本的に削除するので、その手間もわずかではあるもののプラスされる。
もっと気軽に、見たいと思った時にすぐiPadで動画を見る方法はないものか。
と考えて購入したのが、type-CコネクタのmicroSDリーダーだった。
安定のUGREEN
type-C対応のmicroSDリーダーはいくつも商品がある。
しかし、やはりUGREENを選んでしまうのは、私が信頼しているブランドだからだ。
今までにも、いくつもUGREEN製品を紹介している。
その中でも、SDカードやmicroSDのリーダーに関してはハズレがなかった。
普通に見た目も美しい。
金属製の素材でツルツルして滑りやすいが、熱を逃してくれる。
実際、iPadに挿して、microSDから動画を再生していると、かなり熱くなる。
しかし、リーダーが熱くなるということは、microSDの熱を吸収して空気中に発散させているということでもあるので、安心材料でもある。
ツルツルした素材については、気を付けないと指から滑って飛び出してしまうが、ストラップが付属しているのでフォローはされている。
外でも使いやすいコンパクトさ
もともと、type-C対応のカードリーダーは持っている。
しかしこれはmicroSDとSDカードが同時認識できる代物で、さらに一端はtype-C、もう一方はType-Aになっているため、大きさがUSBメモリと同じくらいある。
それをiPad miniに挿すとこうなる。
冒頭で例に出したような、電車の中で使うといった状況を想定すると、これはちょっと扱いに困る。
ふとした拍子に根元からポッキリいってしまいそうな不安もあるし。
しかし今回購入したリーダーだとこうだ。
microSD１枚だけの読み取りにすることで、かなりコンパクトになっている。
用途的にはmicroSDを１枚読み取れれば十分だし、iPadでの使用しか想定していないので、端子もtype-Cだけで事足りる。
つまり、これこそが必要最低限のサイズであり、最適な姿なのだ。
キャップがない
ひとつだけ懸念を上げるとすれば、キャップがないことだ。
まあ、端子そのものも小さいtype-Cなので、キャップがなくても折れるようなことは滅多になさそうではあるが、持ち歩くとなると少し不安は残る。
まあ、これはどうやって、何に入れて持ち歩くかによって変わってくることなので、その辺りを工夫してどうにかするしかないだろう。
キャップにしても、あったらあったで、挿入時にいちいち外さないといけないし、紛失しないように気を付けなければならないし。
終わりに
ところで、ずっと動画動画とまるで動画を見ることしかできないアイテムのような取り上げ方をしたが、やっていることはmicroSDをiPadで読み取っているだけなので、単純なデータの受け渡しにも重宝する。
いちいちiPadとMacを繋がなくても、MacでmicroSDのデータを整理してから、それをコネクタを介して
iPadで読み取ればいいのだ。
なので、iPadあるいはmicroSDリーダーがついていないタブレットやPCをお使いの方全般にオススメできるアイテムとなっている。
値段も安いので、今後のtype-Cの普及も見据えて、１つ持っていても損はないと思う。
