ビルドンブング

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ご飯を炊くと時間をうまく使える?

最近は白米を炊いて食べているのだが、そうしてから、食事制限がうまくできるようになった。
1日1合で制限できているし、他の間食もない。
白米に満足感があるとか、そういう話ではない。
間食がないのは、単に食べ物にロックをかけて、物理的に手が届かないようにしているからだ。
しかし、他のものを食べていた頃は、上のタイムロックを使っても、暴飲暴食をしてしまうことが多々あった。
それが米を炊くとすっかりなくなったのだ。
その理由を解説する。

炊くのに時間がかかる

米を炊いて食べようと思うと、最低では1時間はかかるだろう。
米を30分ほど水につけておいて、それから20分ほどで炊いて、10分ほど置いて蒸らす。
そうしてやっと食べることができる。
この1時間の待ち時間が肝だ。
食べようと思ってから食べるまでに時間が開くからこそ、食事制限ができるのだ。

食べ過ぎることがない

もしも食べようと思ってすぐに食べれるものだったら。
ちょっとだけ食べるつもりが、止まらなくなってどんどん食べてしまうことがある。
初めは我慢できるつもりでいても、いざ食べ始めるとその美味しさと喜びで、止まらなくなるのだ。
普段から食事制限をしていると、もはや食べるという行為そのものがたまらなく気持ちいいのである。
だが米を食べるには炊かないといけない。
つまり、食べ始めてその気持ちよさに支配される前の冷静な状態で、食べる量を決められるのだ。
米を1合食べようと思ったら、1合だけ炊飯器に入れて炊く
それを食べた後に食欲が増したとしても、また1から水につけて炊かないといけない。

冷静になれる

時間がかかるだけで、結局何度も炊いて食べてしまうのではないか……
普通ならそうなのだが、冒頭で述べたように私は食料を入れている場所をタイマー式南京錠でロックしている
だから、最初に食べる分の米を炊飯器に入れたら、それが炊ける前にロックしてしまうのだ。
こうすれば、炊けたご飯を食べて、それがトリガーになって「もっと食べたい」と思ったとしても、もうどうしようもない
ロックが解除される時間まで何も食べることはできない。
これが、炊けるまでに時間がかかるからこそできる食事制限だ。

終わりに

こんな具合で、1日1合の米をベースに、1日の摂取カロリーを1000キロカロリーほどに制限できている。
これは摂取カロリーとしてはかなり低いが、週に1度だけ多少の贅沢をすることで、バランスをとっている。
一時期は玄米を炊かずに生で食べたりしていた。
そちらの方が体には良いとは思うが、それで食べ過ぎたり時間を無駄にする方が、個人的には大きな損失だ。
だから米を炊いて食べる。
炊けるまでの時間で自分と向き合うために。
 
ちなみに、当時は炊くにしても電気圧力鍋で3合ほど炊けたので、タイマー錠でロックしても食事制限にならなかったのだが、今はマックス1.5合のミニ炊飯器を使っているので、一度に食べ過ぎることもない。
過去最高に食事制限ができる環境に身を置いている実感がある。