ビルドンブング

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タイマー式南京錠で毎日決まった時間に食事を強制

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南京錠といえば、鍵と錠前がセットになっていて、鍵がなければ開けられない、つまり鍵さえあればいつでも開けられるものが一般的だ。
しかし、鍵など存在せず、タイマーを設定して、その時間が経過するまで開かないという錠前も存在する。
こういった錠前(タイマー式南京錠)の存在は知っていたのだが、強い意志があればロックなんてしなくても大丈夫だと思っていた。
しかし人(というか自分)の意思は弱いらしい。
タイマー式南京錠に頼らないと、食欲を我慢することもできない軟弱者だったようだ。
というわけで購入、食べ物が入っているキッチン扉をロックした。

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食欲に負けず食事制限したい

食事は食べ過ぎない方がいいのは多くの方が知っているだろう。
私は個人的に夕食を食べない生活をしている。
胃が空っぽの状態で寝た方がぐっすり眠れるからだ。
(個人差はあると思うが)
特に夏は食事による体温の上昇を感じやすく、暑さ対策にも食事(摂取カロリー)を控えるのは理にかなっていると思っている。
そんなわけで私は積極的に食事制限をしていきたい。
というか、食事制限によるメリットを享受したい。
しかし、食欲は3大欲求の1つである、意志の力だけで押さえ込むのはなかなか難しい。
食事を控えるメリットは知っていても、いざ空腹を感じると、目の前の食べ物に飛びついてしまう。
そこで、物理的に食事に手が届かないようにしてしまおうという算段だ。
ちなみに、私は節約もしたいので、手が届かないなら買って食べればいいとはならない。

タイマー式南京錠を使う理由

さて、単に食事制限のためだけであれば、以前に食べ物を入れている棚をチェーンと南京錠でロックしていることを紹介した。
南京錠の鍵をアパートの集合ポストや会社、つまりは家から出ないと取り出せない場所に置いておくことで食事制限しようという試みだった。
しかし、鍵を持ち帰ってきても、もう一度鍵を外に置きに行かないといけないという手間があった。
その手間が面倒で、結局鍵を開けたまま放置、ついつい食べ過ぎてしまうという事象が発生してしまっていた。
なのでタイマー式南京錠だ。
これなら外出のタイミングに合わせて鍵を持ち出したり回収したりしなくていい。
また、ロック解除に鍵は必要なく、単体で完結しているので、今までみたいに鍵をどこかに取りに行く手間も発生しない。

毎回決まった時間ロックするのに最適

そんなタイマー式南京錠だが、欠点があるとすれば時間設定が面倒なことだろうか。
見ての通り、操作ボタンは3つしかない。

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中央のボタンは主に決定ボタン。
画面表示が消えているときに押せば画面が表示される。
表示されている時間でタイマーを開始したければ、もう一度ボタンを押す。
左右のボタンは左が時間、右が分を設定するボタンだ。
1回押すごとに1ずつ進んでいく。
そして、左右のボタンを同時に押せば、時間を0分にリセットできる。
ちなみに最大設定時間は99時間59秒。
ほぼ100時間までロック可能だ。
キリがいいのは96時間で4日間。
 
さて、この操作方法がどれだけ不親切かわかるだろうか。
  • 分の設定を59分にしたければ右のボタンを59回押さなくてはいけない
  • 設定時間を戻せないので押し過ぎたらリセットして0から
まあ、ボタン長押しで時間を進めることもできるので、ゲームみたいに連打する必要はない。
それでも、ずっと長押ししていると目的の時間から行き過ぎてしまうので、近づいたら1回ずつボタンを押して確実に設定することをオススメする。
もしも行き過ぎたらリセットして0からだ。
 
裏を返せば、毎回決まった時間だけロックするのなら時間設定は必要ない。
ボタンを押せば、前回使用時と同じ時間になっているので、そのままもう一度ボタンを押してタイマースタートだ。
例えば、23時間30分などにしておけば、毎日ほぼ同じ時間にキッチンを開けることができる。
一日一食ならそのまま食べ物を一色分だけ取り出して食べればいいし、一日一食でないにしても、その日に食べるものだけをそのタイミングで取り出しておくことで、食べ過ぎを防いで食事制限を強制的に行うことができるだろう。
食事制限にピッタリではないかと思う。

終わりに

実は、このタイマー式南京錠を購入したのは3ヶ月ほど前だ。
購入しても、それで食事制限できてなければ意味がないからだ。
しかし、この3ヶ月は導入前より食事をコントロールできている。
というか、コントロールせざるを得ない状況を作れている。
まあ、ロックを解除するには設定した時間が経過するのを待つか、タイマー式南京錠そのものを壊してしまうかの2択しかないわけで、2000円ほどとはいえせっかく買ったタイマー式南京錠を壊したくはないので、我慢できる。
 
私は食事制限に使うために購入したが、主に禁欲関連でもっと色々な使い方ができるだろう。
デジタルデトックスや作業に集中するためにスマホなどの誘惑を一定時間閉じ込めておくのもいい。