最近はずっとiPhoneかiPadで標準機能のバックグラウンドサウンドを流しっぱなしにしている。
そのおかげか、音楽を聴いたりYouTubeを見たりして時間を浪費することがなくなった。
まあ、それらには他の要因もあるとは思うが。
その辺の効果はひとまず置いておいて、今回は、この標準機能のバックグラウンドサウンドをより活用するためのオートフォーメーションを紹介しよう。
標準機能だけあって、ショートカットとの連携も行えるのが、バックグラウンドサウンドの魅力の一つだ。
再生・停止ショートカット
オートフォーメーションの前にまずは基本から。
こんな具合に
-
オンオフの切り替えor個別指定
-
何を流すか
-
流す音量
をショートカットで指定することができる。
何を流すかについては、私は雨音しか使わないので、いちいち変更する必要はない。
音量も、自宅のスピーカーか外ではイヤホンなので、変えることはい。
便利なのは、オンオフの指定だ。
オンにするショートカットとオフにするショートカットを作って、ウィジェットやホーム画面に置いておくといい。
普通にコントロールセンターから起動しようとすると
-
スワイプダウンでコントロールセンター表示
-
耳のアイコンをタップ
-
オンオフをタップ
という3動作が必要になる。
しかしショートカットをつくってウィジェットやホーム画面に置いておくと
-
上にスワイプでホーム画面へor右にスワイプでウィジェットへ
-
用意しておいたショートカットをタップ
この2動作で実行できる。
たった1タップの違いだが、毎日使うからこそ、この短縮による恩恵は大きい。
オートフォーメーションで自動的にオン・オフ
では、このショートカットを活用したオートフォーメーションを3つご紹介。
バックグラウンドサウンドが必要なシチュエーションをトリガーに指定して、先の紹介したショートカットを実行させるだけの簡単なオートフォーメーションだ。
イヤホンの装着
私はAirPods Proのノイズキャンセリングをオンにしてバックグラウンドサウンドを流すことによって、耳栓のように使っている。
!未来記事
AirPodsを装着する時は、必ずバックグラウンドサウンドを再生するということだ。
これこそオートフォーメーションの出番。
トリガーにAirPodsの装着、アクションにバックグラウンドサウンドをオン。
これで、AirPodsを装着すればショートカットの実行通知が現れるので、それをタップすれば勝手にバックグラウンドサウンドが流れ出す。
AirPodsでなくても、Bluetoothイヤホンやスピーカーであればトリガーに指定できる。
おやすみモードがオフになったら
バックグラウンドサウンドを流す時は集中したい時や眠りたい時。
なので、通知が来ないようにおやすみモードと併用することが多い。
ただ、おやすみモードを使う時に毎回バックグラウンドサウンドを再生するというわけでもないので、オートフォーメーションはオフになった時だけにしている。
(ちなみに、おやすみモードがオフになったら自動的に仕事モードがオンになるようにもしているので「集中モードを設定」も組み込んである)
例えば会社の昼休み。
おやすみモードはスケジュールを設定しているので、昼休みになれば自動的にオン、昼休みが終わる時間にオフになる。
そして、AirPodsを装着して雨音で外音をカットして読書や昼寝をしているのだ。
つまり、昼休みになってAirPodsをつけるとオートフォーメーションでバックグラウンドサウンドをオンに、昼休みが終わったらおやすみモードも自動的にオフになるので、それに合わせてバックグラウンドサウンドも自動的にオフになる。
アラーム停止後
面白いオートフォーメーションのトリガーに、アラームがある。
アラームが停止した時をきっかけにアクションを行う。
バックグラウンドサウンドは、アラームが鳴ると自動的にオフになってしまうのだが、このオートフォーメーションをオンにしておけば、アラームを止めた後もすぐにバックグラウンドサウンドを流してくれる。
家で流しっぱなしにしている私にはぴったりだ。
ちなみに、起きてすぐにラジオ体操を行うので、そこまで含めたオートフォーメーションにしている。
ちなみに「いずれかのアラーム」ではなく特定のアラームだけを指定することもできるので、朝イチのアラームだけとか、そういう指定も可能だ。
終わりに
こんな具合で、家ではiPadでウィジェットからサクッと、会社の昼休みはイヤホン装着をトリガーにワンタップでバックグラウンドサウンドを再生させている。
また、停止させるのもウィジェットやオートフォーメーションで行えるので、コントロールセンターからいちいち切り替えることもしなくなった。
かなり快適である。
標準機能で環境音が流せるだけでも革命的なのに、それをこうして自分なりに自動化させられるなんて、さすがですAppleさん。