ここ数日は意図的に夜の睡眠時間を減らして、日中に何度か仮眠をしている。
長く寝ても疲れる時は疲れるし、集中力の持続時間も大して変わらないので、作業に支障のない必要最低限の時間だけ眠ればいいだろうという考えだ。
というわけで、積極的に仮眠を取り入れているわけだが、仮とは言っても大切な睡眠、脳と体の回復時間だ。
少しでも効率的に行いたいものである。
そのために私が使っているものを紹介しよう。
アイマスク
仮眠に限らず、寝る時は必ず使っているアイマスク。
夜なら暗いからなくても構わないかもしれないが、日中の仮眠を想定するなら必須である。
暗くして寝るだけで、眠りの深さがまるで違う。
百均でも売っているようなアイテムだが、ここはひとつ、良いものを買ってみることをオススメする。
やはり、ちゃんとしたものは光が入る隙間がなくなるように設計されているし、付け心地も良い。
仮眠を含む睡眠の効率がこれで少しでも上げられて、より豊かな時間の使い方ができるようになるのなら、高い買い物ではないはずだ。
コーヒー
20分〜30分の短時間でシャキッとしたい時はオススメだ。
眠気を抑えるカフェインだが、それが作用するのは摂取してから20分ほどしてかららしい。
なので、仮眠の直前に飲めば、ちょうど仮眠が終わるくらいのタイミングでカフェインが効いてきて、起きた時のシャキッと感が増す。
(気持ちの問題かもしれないが、要因はなんであれ、頭がスッキリするならなんでもいい)
カフェインが含まれているなら、ちゃんとしたものでなくインスタントコーヒーで構わないし、コーヒーである必要もない。
ただ、砂糖が入っているものは避けた方が賢明だ。
糖分をとると血糖値が上がるので、仮眠しても頭がぼうっとしたままになりがちである。
私も、コーヒーは必ずブラックで飲んでいる。
環境音
静かな場所で眠ることができればいいが、そうもいかない時もある。
平日、私は昼休みに会社の席で昼寝しているが、みんなが静かにしているわけじゃない。
個人的な昼寝のために「静かにしろ」と言うわけにもいかないから、こちらで対策を練らなければならない。
そこで登場するのが環境音だ。
周囲の音を他の音で消してしまうのである。
音楽やラジオだと、その内容が気になったり、内容によっては眠りを阻害される。
だからこその環境音。
iPhoneなら標準機能で環境音を流す機能が備わっている。
この音をノイズキャンセリング機能付きのイヤホンで流せば、一人だけの穏やかな世界に入り込める。
個人的には雨音がオススメだ。
その雨で脳が洗われているようなイメージをすると、さらにスッキリする。
アラーム
自宅で寝るなら、短時間の仮眠が長時間にならないよう、手の届かない位置にアラームを置くといい。
例え布団で仮眠しようとも、布団から出て立ち上がらないと止められないアラームなら、強制的に起きれる。
起きたらすぐラジオ体操をするなどして体を目覚めさせよう。
二度寝は厳禁だ。
自宅以外、職場などでの仮眠となると、大音量のアラームを鳴らすわけにはいかない。
スマートウォッチのサイレントアラームを使おう。
私はApple Watchを使っているが、手首への振動だけでアラームを伝えてくれる。
これなら周囲の迷惑にならない。
終わりに
私はいつも20分間のタイマーを設定してから仮眠する。
寝る前は「たった20分でスッキリできるか……?」と半信半疑でとりあえず眠りにつくのだが、これが意外とスッキリできるのだ。
「今から仮眠!」と目を閉じても、最初の5分ほどは寝付けないことも多いが、それでも20分たてばスッキリしている。
普段仮眠をしない方も、試しにやってみるといい。
それで体に合ってるか、どれくらい頭がスッキリするか試してみて、良い感じなら取り入れてみればいい。
やらずに「仮眠なんて」と切り捨てるのは勿体無いくらいには、効果的だと私は感じている。