ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中

徒歩での生活が思ったより余裕

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自転車を手放して約1年になる。
自転車が必要な遠出の用事なんて年に数回なんだから、大阪市内なら地下鉄を使った方が月々の駐輪場代金と比べれば安い。
そう思って当時は手放したものだ。
しかし、実際どうなったのかというと、およそ自転車でも無謀と思われる距離でも歩くようになった。
 

予定が狂わない

徒歩のメリットはなんと言っても、想定外の事態が少ないことだ、
電車は送れるかもしれない、車は渋滞に巻き込まれるかもしれない、自転車は雨だと乗れない。
しかし徒歩ならどうだろう。
通行止めでも無い限りは、間違いなく予定通りのルートを進むことができる
雨が降っていたとしても、傘を片手にさして歩くことになるだけで、他は変わらない。
普段からレインブーツを履いているので、雨だからといって他に普段とは違う装いをしなくていいのだ。
徒歩だと予定が立てやすい。
事前に調べておいた所要時間に10分ほどの余裕を持って家を出れば、ほぼ間違いなく予定通りに目的地に到着することができるのだ。
他の移動手段より時間がかかるのは仕方が無いが、それ故に確実に予定を組むことができる。

片道3時間でも歩く

とまあ、徒歩の魅力をいくら語ったところで「疲れる」「時間がかかる」という印象は拭えないだろう。
しかし、それは悪いことではない。
疲れるといっても息が上がるようなものではなく、何ならたっぷり歩いた夜は心地よく眠りにつけるくらいだ。
時間がかかるのにしたって、歩きながら考え事をしたり、好きな音楽を聴いたりと、家でダラダラするよりはずっと健全である。
だから私はかなりの距離でも歩く。
先日、インテックス大阪で開催された「資産運用EXPO関西」にも歩いて行った。
大阪市内とはいえ、歩いて行くにはかなり辺鄙な場所となっている。
それでも、Googleマップで徒歩の経路を調べると3時間ほどだった。

f:id:bildon:20211011201014p:plain(出典:Google マップ

さて、徒歩3時間ときいたら歩くのを諦めるだろうか。
しかし私には長時間歩くための相棒である「ラジオ」がある。

ラジオを聴きながら

幸運なことに、私の趣味はラジオを聴くことだ。
しかし、耳で楽しむだけのラジオは腰を据えて楽しむものではない。
椅子に座って何をするでも無くラジオを聴き続けられるなら大したものだ。
普通は手持ちぶさたでスマホを触ってニュースでも読むか、目を使わないので閉じて眠ってしまうかだ。
つまり、ラジオはながら聴きが丁度いい。
特に歩きながらなんて最高だ。
特に頭を使わずにただ歩くだけ。
体は精一杯だが、頭には余裕がある。
そこにラジオが流れ込んでくれば、いい感じに退屈を忘れさせてくれる
数時間歩き続けるくらい苦にならないくらいに。

終わりに

やはり、目的地まで何時間も歩いて行けるのは、ラジオを聴いていることが強く影響しているように思う。
そうでないと、とても節約のためだけに長距離を歩けはしなかっただろう。
 
それにしても、電動キックボードが使えるようになってくれれば。
あれなら駐車場など必要なく自宅に置いておけるので維持費がかからず、それでいて置き場所も取らない。
まあ、徒歩だけで1年過ごせてしまったのだから、これからも徒歩だけでどうにかするのだろう。