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ハイエンド親指トラックボールマウス製品は実質2択

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徐々に普及しつつあるトラックボールマウスではあるが、安心して実用できるのは、有名ブランドの「エレコム 」か「ロジクール」の2択と言っても過言ではない。
下手な安物を買った結果、反応が悪かったり、すぐに使い物にならなくなるのも困るだろう。
 
ボタン数が多く、操作性を追求したハイエンドモデルとなると尚更だ。
 
なので、知名度と品質に定評のある上記の2ブランドから選ぶことになるわけだ。
 
詳細は後述するが、昨日や値段はほとんど同じである。
どちらも親指操作、USBレシーバーとBluetoothのどちらの無線接続にも対応している。
好みの問題になるので、気になる方は家電量販店で実物を触ってみるといいだろう。
 
参考までに、どこが違うのか細かいところを解説する。
 

有線接続ならエレコムの「EX-G PRO」

もしも有線接続で使いたければエレコムの「EX-G PRO」でなければならない

USBレシーバーとBluetooth、2種の無線接続とは別に有線接続にも対応している。

つまり3通りの接続方法で使えるわけだ。
やはり有線接続の安定感は無線に勝る。
ケーブルが邪魔に感じるかもしれないが、電池がなくても動かせるのは魅力だ。
 
買ったはいいけど環境や相性で無線の感度が悪くても、有線で繋げば解決である。
特にトラックボールマウスは繊細な感度が求められるので、有線で安定的な接続ができるのは嬉しい。
デスクトップPCと合わせて据え置きでの使用なら、有線接続の方が電池を気にせず使えるので快適かもしれない。
 
ちなみに有線接続時は無線接続ができなくなるので注意が必要だ。
有線・USBレシーバー・Bluetoothの3台を自由に切り替えはできない。
ケーブルが挿さっていない状態でないと無線接続が使えないからだ。
ただし、無線接続の切り替えは親指で簡単にできる。
USBレシーバーとBluetoothで2つのデバイスを切り替えて操作することは可能だ。

充電式のロジクール「MX ERGO」

有線接続をしないのならロジクールの「MX ERGO」も選択肢に上がる。

ロジクールの十八番であるUnifyingに対応しているため、ロジクールのキーボードとセットで使えば1つのUSBレシーバーでマウスとキーボードを接続できる。

また、エレコム 「EX-G PRO」が電池式なのに対して、ロジクール「MX ERGO」は充電式だ。
持ち歩いて使うなら充電式の方が安心できるだろう。
いざとなればモバイルバッテリーでの充電もできるからだ。
何なら、持ち歩きを前提としてケースまで売っているくらいだ。
一方、ボタン数はこちらの方が少ない。
また、Amazonのレビューではサイズが大きくて手に合わないという意見も多々見受けられる。
ロジクールが海外企業なのもあるだろう。
その点では、日本企業のエレコムの方が日本人に馴染みやすい設計かもしれない。

廉価版でお試し

さてさて、どちらも1万円ほどする高額マウス。
(エレコムの方が少しだけ安い)
 
いきなりどちらかを購入するのも躊躇われる。
そこで、まずは求めやすい価格のトラックボールマウスで操作感覚を試してみてはどうだろうか
実はエレコムとロジクールの両方から前述のハイエンドモデルの廉価版のようなトラックボールマウスが出ている。
こちらは「EX-G PRO」と違ってUSBレシーバーでの接続しかできないので注意だ。
電池式なのは変わらずだ。 
 
一方のロジクールは変わらずUSBレシーバー(Unifying
)とBluetoothの両対応でバッテリーは充電式。
 
 
私はエレコムの廉価版も使ったことがあるが、トラックボールの反応は「EX-G PRO」と比べると少しカクつく。
(1つ前のモデルなので最新モデルでは改善されてるかも)
 
ただし値段は半分以下なので、いきなり高額なトラックボールマウスを買って「やっぱムリ!」となるのが不安な方はこちらで試すといいだろう。
 
ちなみにエレコムにのみ左利き用も存在する 

トラックボールマウスの欠点は左右非対称なので右手でしか使えないことだ。

(中央にボールがある中指操作タイプは除く)
 
本当にお試しのつもりで、元のマウスに戻すorハイエンドモデルを買う、つまり廉価版は使わなくなる可能性が高いのであれば、左利き用を買ってみてはどうだろうか
サブマウスとしてキーボードの左側に置いておくと意外と便利だ。

なお、現在左手でマウスを使っている方には、親指トラックボールマウスはこの選択肢しかないと言っても大袈裟ではない。
あるいは、中指タイプにするか、右利き用に慣れるかだ。

まとめ

一番の判断基準は「有線接続で使いたいかどうか」だろう。
無線接続だと、電池残量の低下で反応が悪くなることもあるし、電池の消耗を気にしてこまめに電源を切らないと気が済まない人もいるだろう。
そういうことを気にしたくないならエレコム 「EX-G PRO」を有線接続で使えばいい
それでも無線接続で使いたい場合は充電式のロジクール「MX ERGO」の方が気軽に使えるかもしれない。
どちらもUSBレシーバーとBluetoothをスイッチで切り替えて2台の機器を操作できるのは魅力的だ。
サブPCはもちろん、メインPCはUSBレシーバーで、Bluetoothでスマホやタブレットを操作するといった芸当もできる。
 
トラックボール以前に、ハイエンドモデルだけあってマウスとして普通に優秀なので、マウスの買い替えを検討している方は是非候補に入れてもらいたい。
トラックボールマウスに触れたことがない方は、家電量販店で実物を触ってみてもいいだろう。
初めは慣れないかもしれないが、マウス本体を動かさずにポインターを動かせるのは快適だ。