ビルドンブング

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空中マウス+メガネ型ディスプレイが捗るかと思ったがそうでもなかった

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空中マウスというものが存在している。
グリップ型の片手コントローラーのような形をしているが、機能はマウスと同じだ。
使い勝手は親指トラックボールに似ている。
トラックボールユーザーの私なら難なく操作できる。
そして、この空中マウスとメガネ型ディスプレイのNreal Airを組み合わせれば、いちいちマウスを置く場所を確保しなくても、例えば寝たままの姿勢でもスマホやタブレット、PCを操作できて相性抜群なのでは、と思った。
しかし実際にその環境を作ってみても、思ったほど使わなかった。
「使えなかった」ではないところがポイントだ。
 

持ち物が増える

そもそも私がNreal Airを使用するシーンは、主に外出時、電車移動などで長時間座っているときだ。

 

www.bildon-yuma.com

 

つまり、空中マウスをNreal Airと組み合わせて使うということは、Nreal Airとは別に、空中マウスも荷物に入れて出かけないといけない。
そんなにコンパクトなものではない。
手に持った感じは小さいが、その形のおかげで、見かけ以上に収納場所を取る。
体感、500mlの水筒くらい場所を取る。
そんなものを荷物に加えるのは気が引けるし、いざ、電車の席に座ってNreal Airと空中マウスをカバンから出して――
としていると、動作が多くてなんだがせわしない。
乗り換えの時なんかゴタゴタするだろう。
結局、外で使うなら操作性よりも荷物の少なさを優先して、空中マウスは持って行かないという場合がほとんどだった。

スマホ・タブレットなら画面タップで良い

私がNreal Airを接続するのはスマホかタブレットだ。
そして、Nreal Airを繋いでやることといえば動画を見るくらいである。
だからそもそもそんなに操作をしない
再生したい動画をタップして、あとは何も触らずただ見るだけである。
その程度の操作なら、いちいち空中マウスなんか使わずに画面を直接タップした方が早い
それにNreal Airは画面表示をオフにして普通のサングラスみたいな透過状態にするボタンもあるので、それを押せばスマホなどの画面を見て操作することもできる。
それで十分だ。
もしもブラウジングとか、カーソルやクリックの操作が頻繁に必要な作業をするのであれば、きっと空中マウスを活用する方が効率的だろう。
そもそも私がNreal Airを購入した用途が、横になったままとか、座ったままの姿勢で楽に動画を見たいという動機だったので、そもそもわざわざマウスを使う必要は無かったというわけである。

終わりに

さて、必要ないと結論づけた空中マウスをどうしてやろうか……
フリマアプリで売っても良いが、何か他の用途がありそうな気もする。
結果的に私のNreal Airには必要なかったというだけで、例えば、電子書籍を読むときとか、いちいち画面まで手を伸ばしたり、キーボードを接続したりしなくても、空中マウスを片手に好きな姿勢で読むことができるだろう。
そう考えれば、Nreal Airで電子書籍を読むには、結構使えるかもしれない。
ただ、Nreal Airで電子書籍を読もうと思ったら結構文字サイズを大きくしないと厳しいので、面倒だからスマホで読むorNreal Airで動画を見るという方向になる。
せっかくだし、空中マウスはもうしばらく手元に置いておいて、何か新しい活用法がないか探ってみようと思う。