ＴＫＧとは卵かけご飯のことだ。
味噌とはみそのことだ。
生姜とはジンジャーのことだ。
味噌生姜ＴＫＧとはそれらを混ぜたものだ。
効率的な調理手順
味噌生姜ＴＫＧの作り方をお見せしよう。
ご飯が炊けた。
私が使っているのは小型炊飯鍋。
お茶碗につがなくても、そのまま食べられるサイズ感だ。
さて、ここにますは生姜パウダーをかける。
ご飯１合に対して生姜パウダー小さじ１杯が個人的なラインである。
しかし、生姜の辛さに慣れてくると、今後量が増えるかもしれない。
なぜ最初に入れるかというと、最後に入れると混ぜるときにパウダーが舞ってしまうからだ。
続いて卵を入れる。
これは好みによるだろうが、私はご飯１合に卵を３個入れて、結構卵のとろみが残った食感を楽しんでいる。
２個に減らせば、ご飯に近い食感になる。
これで卵と米で生姜パウダーを挟み込んだ格好になる。
この状態で混ぜればパウダーが舞わずに済む。
最後に味噌を入れる。
こちらはご飯１合に対して小さじ２杯くらいだろうか。
何となく目分量で入れているのでハッキリとは言えない。
好みもあるので、確かめながら探っていこう。
別に多少量が上下したところで、そんなに変わらない。
極端に多いと味噌がくどく、極端に少ないと生姜がきつく感じるが、ほどほどの量ならあまりこだわらなくてもいい。
全部入れたら混ぜる。
スプーンを使って、味噌をスプーンの裏でご飯に擦りつけるようにすると混ざりやすい。
そうして完成だ。
見た目はただの卵かけご飯と大差ないが、味噌の味と生姜の刺激が効いていて美味しく食べられる。
簡単で短時間
先述の通り調理はとても簡単である。
すべてを入れて混ぜるだけなのだから。
小型炊飯器の中で完結するから、余計な洗い物も発生しない。
使っている材料も、すべて常温で保存できるものばかりだ。
卵だけが賞味期限が気になるか……？
まあ、卵の賞味期限もなかなかルーズみたいだが。
週末に１週間分を余裕を持って買っておいて、賞味期限はそこまで気にしないくらいの気持ちで良さそうだ。
栄養面では、食物繊維の不足が気になる。
しかしそこはワカメと椎茸の味噌汁を合わせて飲むことでカバーできると考えている。
それにしても味噌は優秀である。
とりあえず入れれば味噌味になって味をごまかせるし、栄養もある発酵食品だ。
味噌こそ自宅に常備しておくべき調味料ではないだろうか。
というか、私はもう味噌を調味料ではなく食材として捉えている。
好きな食べ物に「味噌」と書いたら「それは調味料でしょう」と突っ込まれたことがあるくらいだ。
（まず好きな食べ物に料理ではなく素材を書いているところから不自然なのだが）
ご飯を炊いても、おかずの用意が面倒というものぐさな方々は、卵かけご飯がオススメである。
味噌生姜でなくても、手軽に用意できるものを混ぜるだけで美味しくなるし、卵がもう栄養価が高いので、下手なインスタント食品を食べるより健康的ではないだろうか。
終わりに
最近は毎朝この味噌生姜ＴＫＧを食している。
どうせ白米は炊いて食べるのだから、わざわざゆで卵やら目玉焼きを別で用意するより手っ取り早い。
ただし、卵のとろみでご飯が飲み込みやすくなってしまうのは注意。
たとえ飲み込みやすくても、美味しくても、しっかり噛んでからの見込まないと、白米であることは変わりないので、血糖値の急上昇を招いてしまう。
そこにだけ気をつければ、かなり手軽で栄養もある料理となっている。
