ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中

Nreal Airをつけて電車の中で過ごした

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

先日購入したメガネ型ディスプレイの「Nreal Air」はなかなかの近未来ガジェットで、思っていたよりストレスなく使えている。

www.bildon-yuma.com

 

どれくらい使っているかというと、電車、それも新幹線ではなく在来線で使ったくらいだ。
側から見たらただ分厚いサングラスをかけているようにしか見えないが、ずっと動画を見て過ごしてみた。

気分はまるで映画館

電車の席に座ったら、Nreal Airをケースから取り出して装着。
Nreal Adapterを仲介させて、iPhoneと接続。
これでiPhoneの画面がNreal Airにミラーリングされる。
そうしたらiPhoneの中に入っている動画を再生。
全画面モードで再生すると、Nreal Airのディスプレイいっぱいに動画が再生され、iPhoneはキャスト状態になるため、ディスプレイをオフにしてポケットに入れておいても問題ない

動画の連続再生をオンにしていれば、iPhoneの操作は不要だ。
あとは座ったまま楽な格好で動画を見るだけ
まるで映画館だった。
目の前に大きなスクリーンがあって、スマホやタブレットを手で支える必要なく、背もたれに体を完全に預けた状態で動画を見れるのだ。

外さず乗り換え

iPhoneを出さなくても、AirPodsをタップしたり、Apple Watchから一時停止を押せば動画は止まる。
そしてNreal Airにはディスプレイのオンオフボタンが付いているので、接続を解除しなくても、普通のサングラスみたいに何も表示されていない状態にできるのだ。

こうすれば普通に外が見えるので、電車から降りて歩くのに支障が無い。
まあ、Nreal Airだけでなくマスクも付けているので見た目は不自然かもしれないが。変に思われるだけで文句を言われるようなことではないので、気にしなければ大丈夫だ。

ケースとケーブルの取り回しに難あり

Nreal Airの使い心地は悪くなかった、というか最高の体験ができたが、使うまでと使い終わってからの扱いをもう少し改善したいと感じた。
まず本体に付属していた専用ケースが使いにくい

こうしてケースにケーブルをグルグルと巻き付けたNreal Airを入れるわけだが、このケーブルをほどいたり、巻き付けるのが外だとちょっとやりづらい。
ケーブルを外した状態でケースに入れる方法もあるのだが、それはそれでケースを手に持ったまま本体を出してケーブルも出してと、外でごちゃごちゃと動きがせわしなくなるし、本体やケーブルをうっかり落としてしまう原因になりそうだ。
もっとスマートに出し入れできるケースを探した方が良さそうである。
それと使用中のケーブル。
接続しているスマホを何度もポケットから出して操作していると、私の癖もあるのかもしれないが、ケーブルが捻れてくる。
完全なワイヤレスになってくれればありがたいのだが、そこはApple Glassに期待だろうか。
AirPlayによるミラーリングはかなりスムーズで遅延も少ないので、その気になればすぐに開発できそうだが、何かネックがあるのだろうか……

終わりに

結論として、Nreal Airは電車移動の際のエンタメ消費にうってつけのアイテムだった。
ケーブルによる優先接続が少し面倒、特にiPhoneだとアダプターも必要なのが扱いにくいが、一度接続さえ済ませてしまえば、外さずに乗り換えもできる。
今までは電車の中で動画や電子書籍を見ていても、スマホを支える手が疲れて結局寝てしまうことが多かったが、Nreal Airなら映画館のように快適に動画を見ることができた。
今後、長時間の電車移動の際はNreal Airを必ず持ち歩くだろう。