ビルドンブング

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ひろがるスカイ!プリキュア第7話のような単体完成度の高い回が生まれる理由とは?

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エルちゃんが過去の赤ちゃん系の中で断トツに可愛いのは、頭に何の装飾もないからか、それとも頭身が妖精寄りだからか。
学校回だったから出番が少なかったけれど……
(使用画像引用元:ひろがるスカイ!プリキュア<第7話>)
そんな<ひろがるスカイ!プリキュア>第7話は、ワクワクの転校初日である。
ちなみにこの記事の動画版もあるぞ。
 
次回予告のあれは?
と思ったが、2回目の自己紹介と来たか。
(使用画像引用元:ひろがるスカイ!プリキュア<第7話>)
ヒーローを目指していることを堂々と言うソラの姿は清々しかった。
というか全体的に清々しかった。
学校回というと――
  1. 楽しみにしていた学校に行ける
  2. いざ行ってみると思ってたのと違う
  3. それでも馴染もうと頑張る
  4. 結果的に自分らしさを失ってしまう
  5. 無理に周りに合わせなくてもいいんだと気づく
というのが定番であり、今回のひろプリもその流れに沿っている。
しかし全体的に明るいのだ。
見ていて辛くなるほどのシーンがなかった。

(使用画像引用元:ひろがるスカイ!プリキュア<第7話>)

それが良いか悪いかは置いておいて、アイデンティティの否定にならないよう気を付けて作られているな、と感じた。
ソラに「目立たないようにした方が良い」と自分で決めさせる。
誰かに何かを言われたとかではなく、自分からそう決めさせたのがポイントだ。
そして落ち込んだきっかけも、スポーツで新記録を出してしまったというポジティブかつギャグみたいな理由である。
(使用画像引用元:ひろがるスカイ!プリキュア<第7話>)
それで友達ができないのでは、と思っていたら周囲が受け入れてくれた。
最後にましろが背中を押して――

(使用画像引用元:ひろがるスカイ!プリキュア<第7話>)

2回目の自己紹介に至る。
今までは自己紹介を前半のギャグパートに使っていたが、これによって自己紹介を良いシーンにできたわけだ。
スカイランドから来たこと以外は全部打ち明けたわけだ。
その流れをわかりやすくするために「恥ずかしがり屋」という言葉を使ったのも、さすが子供向け番組である。

(使用画像引用元:ひろがるスカイ!プリキュア<第7話>)

ソラに自分から「めちゃくちゃ恥ずかしがり屋です」と言わせ、クラスメイトがソラは恥ずかしがり屋だと思い込んでいるシーンを挟み、最後にソラ自身に「恥ずかしがり屋ではありません」と打ち明けさせる。
(使用画像引用元:ひろがるスカイ!プリキュア<第7話>)
別にこの恥ずかしがり屋というレッテルを入れなくても話は成立しているのだが、スカイランド人だとかヒーローを目指しているだとか、そういうのはひろプリ全体を通しての設定だ。
今回の第7話限定で恥ずかしがり屋という設定を使うことで、第7話単体でのまとまりが良くなっている。
と私は思っている。

(使用画像引用元:ひろがるスカイ!プリキュア<第7話>)

プリキュアシリーズを見ていると、たまにそういった気遣いを感じられることが多い。
第1話から見ていなくても、適当にどこかの話をかいつまんで見ても、単体でそれなりに完成しているのである。
ストーリー上そうもいかないときは、ちゃんと冒頭にあらすじを入れてくれる。

(使用画像引用元:デリシャスパーティ♡プリキュア<第8話>)

長年プリキュアを見ている人であれば誰でも「このプリキュアの第何話だけでも見てほしい」というような回がいくつかあるはずだ。
プリキュアどうこうではなく、30分の単発アニメとして見てもメッセージ性が強く、完成度の高い回が……
個人的にはスタプリのロケット修理回とか好きだ。

(使用画像引用元:スター☆トゥインクルプリキュア<第7話>)

効率化には楽しむことも大事!
日常生活でもよく思い出して今を見直すきっかけになる。
こういうのが毎週1話ずつ増えていっているのだから、いずれ人生の教科書みたいになるのでは?
「○○について悩んだときはあのプリキュアの第何話を見ればいい」みたいな感じで。
というのは言い過ぎかもしれないが、悩みに対する1つの回答としてプリキュアが何かを示してくれることは多い。
ひろプリもまだ40話以上あるので楽しみだ。
次回は新キャラ登場なので、しばらくはその掘り下げになるとは思うけれど。

(使用画像引用元:ひろがるスカイ!プリキュア<第7話>)