ビルドンブング

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録音したラジオの保管方法はこれが最適解

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ここしばらくラジオ番組の保管方法について考えていました。
保存については先日紹介した「ネットラジオ録音X2」を使えば簡単なのですが、録音したラジオの音楽ファイルをどのように保管するかが問題だったのです。
 
結果的にSDカードを使った保管方法にたどり着いたのですが、どうしてそうなったのか、経緯を紹介します。
ちなみにネットラジオ録音X2によるラジオの録音(保存)についてはこちら。 

大容量HDDは怖い
一番最初に考えた方法は、大容量ハードディスクにまとめて保管しておく方法です。
ラジオなんて2時間番組でも200MB程度。
2TBのハードディスクがあるだけで1万番組は軽く保存しておけます。
 
ただ、全てのファイルを1つのハードディスクに保存するとなると考えてしまうのは、そのハードディスクが壊れたらどうするのか、ということ。
いくら何十年分のラジオが保存しておけるとはいえ、一度の不具合でその全てが消えて無くなるようでは安心できません。
 
そういった不安を抱えている人が多いのでしょう。
世の中には自動でバックアップをとってくれるハードディスクも存在します。
この製品であれば、2つのハードディスクを搭載しており、自動で2つの中身を同じデータにしてくれます。
つまり、何もしなくても同じデータが2つのハードディスクに保存されるということ。
どちらか一方が壊れれば、そちらを新しいものに取り替えて、もう一方のデータをコピーすれば元どおりになるという寸法です。
 
それにしても値段が高い
そして大きい
 
趣味のラジオを保存するために何万、何十万もするハードディスクを買う気にはなりませんし、場所もとります。
電源に繋いだままずっと家に置いておかなくてはなりません。
せっかくMacBookでいつでもどこでもラジオを録音できるようになったのに、その保管先が自宅から簡単に動かせないのでは意味がありません。
 
まあ、MacBook本体やUSBメモリなどに保存して、家に帰ってからそのデータをハードディスクに移せばいいのかもしれませんが、二度手間です。
 
もっといい方法はないものでしょうか……
SDカードを年2枚使う
自宅以外でラジオを録音するために、microSDを録音先に指定しています。
だったらそのままmicroSDにラジオを保管しておけばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、私が使っているmicroSDは128GBなので、何年も使えません。1年か2年で容量がいっぱいになってしまいます。
 
ここで私は気づいたのです。
そもそも全てのデータを1箇所にまとめて保管しておく必要はないのでは、と。
 
音楽であれば気分に合わせて色々な曲を聴きたくなるので、1箇所にまとめておいた方がよいですが、ラジオは毎日のように放送されています。
毎回保存しているものの、正直なところ過去の放送を聴き返すことはほとんどなく、最新回を聴くのでいっぱいいっぱい。
だったら別に過去放送をすぐに聴ける状態にしておく必要はないのではないだろうか。
必要な時に取り出せるようにしておけば問題ないんじゃないか。
 
そこで考えたのが、1年毎に区切って1枚のSDカードに保管する方法です。
そして、先に述べたようにデータが消えるのが怖いので、念のため2枚に保存しておきます。
つまり、年に2枚のSDカードが必要になるわけですが、大容量ハードディスクに比べればSDカードの値段は知れてます。
おまけに1年分しか入れないとなると、私が録音している番組なら64GBもあれば十分事足ります。
1枚3千円ほどでしょうか。
 
また、1年ごとに分けることで、もしもSDカードがダメになっても、被害は1年分だけです。すぐに新しいSDカードを買って、予備の2枚目のデータをコピーすればすぐに復活できます。
何TBもするハードディスクよりは手軽でお安いです。
 
というわけで、ラジオ保管の方針はこう決まりました。
  • 今までと同じようにmicroSDに直接録音
  • 録音データをこまめに別のSDカードにコピーしておく
  • SDカードは年に1回交換する
これならハードディスクを買うより安いですし、データ消失の恐怖も和らぎます。
そしてSDカードなので持ち歩き可能。どこでもラジオを録音できるということです。
オススメSDカードリーダー
今回のラジオ保管方法に決めた上で、絶対に便利だと思って購入したのがこちらのSDカードリーダー。
パッケージから分かる通り、海外の製品です。

ちなみに内容物はこちら。

見た目はmicroSDとSDカードをUSBで読み取るためのリーダーです。

USB3.0なので速度も申し分ありません。
しかしこの製品には、他とは違う点があります。
 
microSDとSDカードを別々のドライブとして認識するのです!
 
こんなふうにmicroSDとSDカードのどちらも挿した状態でセット。
(純正アダプタで充電ケーブルにSDカードがギリギリ当たらないという素晴らしいサイズ)

Finderでの表示がこちら!

しっかりと2つのドライブが表示されています。
これならSDカードリーダーを2つ用意してUSBハブに2つのリーダーを繋ぐ必要はありません。

録音したラジオのデータをそのままもう一方のSDカードにコピーすれば常にバックアップが取れている状態を維持できます。
 
追記

USB-Cにも対応した上位版も購入しました。


 
まとめ
当然ですがラジオの録音データは日に日に増えているので、勝手に大容量ハードディスクに保管しないといけないという思い込んでいましたが、そんな必要はありませんでした。
YouTube MusicやiTunes Matchも検討しましたが、保存可能楽曲数に制限があったり、音楽ファイルの再生時間が2時間以下という制限があったり。(ラジオには3時間番組もある)
 
もっと手軽でデータ喪失のリスクも抑えられる方法はないかと悩んでいましたが、思いついてみれば簡単なことでした。
そして、今回購入したSDカードリーダーもいい感じです。
たかがラジオの保管方法に何を真剣になっているのかと不思議に思われる方もいるかもしれませんが、もしも趣味を1つだけ残して他の趣味は捨てろと言われれば、私は迷わずラジオを残します。
すでに魅力はこのブログ内でも語った通りです。

大事なデータですから、しっかりと保管したいのです。