タンパク質を摂取すれば空腹感を抑えられるそうです。
体がタンパク質を求めているのにタンパク質の少ないものばかり食べていると、いつまで経っても満たされず、空腹感が消えないという原理だとか。
調べればそれらしい根拠はたくさん出てきますが、やってみるのがいちばん早い。
安くて高タンパクなコスパ最強食品といえばきな粉。
1日に必要なタンパク質の量はざっくりですが、体重1kgにつき1gが目安なので、きな粉を1日200gも食べれば、必要なタンパク質は十分に摂取できます。
そして、きな粉は200gで100円ほど。
100円で必要なタンパク質が摂取できて、空腹感も抑えられるとなれば、導入しない理由はありません。
問題はいかに食べるかです。
そのまま食べるのは難しいですし、牛乳と混ぜたり他の食材を使って食べやすくするのでは、きな粉を食べるために余計な食品を買うことになってしまいコスパの良さが消えてしまいます。
きな粉の食べ方を調べるといろいろなアレンジが出てきますが、私が求めているのはもっとシンプルな摂取方法。
というわけで今回は、なるべく手間がかからず、普段の食生活に取り込みやすいきな粉の食べ方を追求していきます。
目次
そのまま食べてみる
おそらく口の中の水分を持っていかれて食べにくいとは思いますが、まずはそのまま食してみます。
もしもそのままで食べられるのであれば、それほど手間いらずなことはありませんので、物は試しです。
いただきます。
これは無理ですね。
予想通り口の中にきな粉が張り付くような感覚が気持ち悪いですし、スプーンですくうだけでも最新の注意を払わないときな粉が舞い散ってしまいます。
食べる時も呼吸を止めて一口で食べなければ舞い散ります。
食べにくさもさることながら、余計な気を使いつつ食べる必要があるため、そのままは却下です。
水に溶かして飲んでみる
牛乳に溶かして飲むというのはポピュラーなようですが、私の家には冷蔵庫がありませんし、牛乳を買えるほど食費に予算を割きたくないので、飲み物にするのなら水しか選択肢はありません。
泥水みたいですがいただきます。
粉が舞い散ることはありませんが、ただただ美味しくありませんでした。
きな粉の味が水で薄められて、何だか気持ち悪いです。
ペースト状にして食べてみる
水に溶かした状態では飲みきれなかったので、そこにきな粉を足して、ペースト状にしてみます。
この記事にするにあたって写真を見返すと土みたいですが、きな粉の香りがあるので食べる時は気になりませんでした。
そして、そのままや水に溶かした時と比べると、遥かに食べやすいです。
スプーンですくっても粉が舞い散りません。
口の中でも咀嚼できます。
少々味気ないですが、食べれなくはありません。
手間のかからなさを重視するのであればこれが完成形かもしれません。
卵と混ぜてみる
私は普段、生卵にお酢をかけてそのまま飲むように食べています。
きな粉の上に生卵を割る。
(生卵の上にきな粉を入れると混ぜるときに舞い散りそうだったので)
水を入れた時と違って、黄粉に染み込んでいくことなく卵がきな粉の上に載っています。
そのまま黄身を割って、きな粉と混ぜていきます。
表面が卵で覆われているので、粉が舞い散ることもありません。
きな粉の黄土色と卵の黄色が混ざり合い、味噌のような見た目になりました。
卵のとろみがいい感じにきな粉をつなぎ合わせてくれています。
そして今まではそのままだったり水と混ぜただけで食べていたからでしょうか。
かなり美味しく感じます。
さらに食べ進めていると、途中で「もういいかな」という満足を感じました。
それは「味が良くないからもう食べたくない」というものではなく、純粋に「もう充分食べたからもう食べなくていいかな」というものだったっと思います。
そもそも卵もタンパク質が多い食品ですから、この卵きな粉はタンパク質の化身みたいな食べ方です。
卵きな粉を食べた私はタンパク質で食欲は満たされるということに確信を持ちました。
まとめ
結局、きな粉の食べ方をあれこれ試しているうちに、午前中にきな粉を200g食べました。
そして、その日は何も食べることなく就寝。
どうやらタンパク質の摂取に空腹感を抑える効果はあるようです。
そして、私が買ったきな粉は200g100円ほどだったので、卵の分を考慮しても200円も使っていません。
タンパク質に限ればコスパ最高の食べ方を見つけたかもしれません。
ちなみに、私が1日200円以内の食事を目標にしている理由は以下の記事にて。