「付加価値」とは何ぞや。
会社の目標なんかでよく聞く言葉である。
与えられた仕事をこなすだけでなく、付加価値を付けて高い評価をもらおう、みたいな。
よく分かっていない。
そして、この言葉をプライベートな事柄に使ってみたのも初めてだ。
意味合いとして正しいのかどうかは不明だけれど、ニュアンスだけでやり取りされている言葉は多いので、支障はないと判断した。
さて、記事タイトルについてだ。
どうやら知らないうちに、私のとって食事となんらかの作業はセットになってしまったらしい。
まあ、食べながら動画を見るとか、そういう人は多いいだろう。
そこと区別するための「付加価値」という表現である。
食べながら動画を見るというのは、つまりただの消費である。
食べるのには主に手と口しか使わないから、目と耳で楽しめる動画をお供にする、という発想である。
自宅でただ自炊して食べるだけならそれで良いのだ。
先に挙げた通り、マクドナルドへ行って食事のついでに2時間ほど作業をするというようなことをしていると、食事の内容ではなく、その作業の内容で価値を取り戻そうとする、あるいは損失をなくしてプラスにしようとするのである。
つまり、500円で食事をしたとして、さらにそこから自分がなんらかの価値を見出せる作業をすることで、500円以上のものを得ようとするのだ。
まあ、ケチだとか浅ましいとか、そういうふうにも思われる考え方ではある。
しかし、ここで「付加価値」という言葉を使った意味も理解できようというものだ。
ただ価値を生み出す行為はモチベーションに欠ける。
しかし、付加価値となると、付加される価値というだけで多少のモチベーションになるのだ。
少し得をした感覚というか、余分に戻ってきた感覚というか。
利子をもらったような感覚になれるのである。
ただ貯金をするだけなら別にいいけど、でも利子がもらえるのなら貯金しようかな、と考えるだろう?
つまり、利子が一種のモチベーションになっているということだ。
まあ、これは少し例えが悪かったかもしれないけれど。
(5分ほど考えて出た例えがこれしかなかった)
まあ、冒頭で述べた通り言葉はニュアンスでも伝わるので、あまり理解しよとせず、文字を認識した際にふわっと感じたものを答えとしてくれて構わない。
とりあえず、自宅ではなかなか進まない作業がマクドナルドへ行くと進むのは、こういった理由ではないか、という分析をしてみただけなのだ。