ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中

持ち物を減らす意識を改めて持つ

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最近たるんでいる。
何がというと、体ではなく意識だ。
何の意識かというと、持ち物を減らすことだ。
一時期、特にこのブログを始めたばかりの頃は、ミニマリストに憧れて持ち物を減らそうと画策していた。

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必要とされているものも、根本的なところから考え直し、カーテン冷蔵庫を手放してきたのだ。
それが最近はどうだ。
冷蔵庫やカーテンはないままだが、他のところで気が緩んでいるとしか思えない贅沢ぶりである。
 

言い訳の数々

あれこれとものが増えているわけだが、先に言い訳をしておこう。
断っておくが、この記事を読んでいる人への言い訳ではなく、ミニマリストを目指しているにもかかわらずあれこれを購入した自分への言い訳である。

効率化が優先

ものを減らして生活がしにくくなったり、作業の効率が下がってはいけない。
そういう意識があった。
そこをギリギリのラインとして物を手放すかどうかを検討する。
なのだが、同じ意識を物を買うときにも適用してしまうのだ。
手放す際は「これがなくても今と同じ水準を維持できるかな」と考える。
購入する際は「これがあるとあれがもっと効率的になるな」と考える。
効率的になるということは、時間が短縮されて、他のことに時間を使えるようになるということだ。
なんて言うと聞こえが良い。
じゃあその考えで、効率化を優先した結果がどうだったというと――
PCでの作業と筆記作業でデスクを分けるためにデスクを2つ置く。

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それぞれのデスクにモニターがあった方が便利だろうと、4Kの32インチモニターの2つめを買う。

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口では「効率化を優先する」と言っても、その結果の行動はこうなのだ。
端から見れば可笑しいだろう?
しかし「効率化を優先」という思考を言い訳にしていると、簡単にこういった状況に陥るのである。

1:1交換ならいいよね

目的は物を減らすことなのだから、何かを買うにしても、その分何かを手放せば物は増えない。
確かにその通りである。
だが、数の問題ではないのだ。
先のモニターの例で言うと、13インチのモバイルモニターを手放して32インチのモニターを設置する、みたいな感じだ。
物の数としては変わっていない。
しかし、今まではケースに入れてしまっていたモバイルモニターがなくなり、代わりに常にリビングに鎮座する大画面モニターがやってくる。
モバイルモニターなんて使うときしか出さないのだから、普段は存在感がない。
一方の大画面モニターは存在感バリバリである。
まあこれは極端な例だが、同じ1つでもサイズや使い方で所有感は異なるのだ。
となると、1つ買うために1つ手放すのでは意味が無い。
物が減ることはないし、1つ手放したから1つ買ってもいいよねと贅沢するうち、物の数は変わらないのにスペースや開放感は失われていき、ミニマリストであることの恩恵はおよそ得られなくなるだろう。

対策を考える

というわけで、上記の2点が私の持ち物が増えた言い訳である。
それがわかっているなら対策も考えられようというものだ。

今あるものでどうにかしてみる

例えば例に出したデスクを2つ置いて使い分けるような場合。
効率化を盾にして2つめのデスクを購入したわけだが、まず考えるべきは今のデスクで、1つのデスクでどうにかできないかということだ。
そして見つけたのがキーボードスライダーである。

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筆記作業の時はマウスやキーボードをデスクの下にしまえるので、筆記作業も問題なく行える。
さらにスライダーとデスク天板が段になるので、PCを操作しながらキーボードの置くの紙にメモするといったこともやりやすくなる。
こんな風に、考えてみればどうかなるものなのだ。
しかし考えようとする意識が薄ければ、デスクを2つ使うという簡単な手段に飛びついてしまうのである。

1:3交換を心がける

ミニマリストになることに興味を持ってネットで調べたことがある方なら「1つ買うなら3つ捨てろ」みたいな話は耳にしたことと思う。
実体験を通して改めてその言葉を聞くと、全くもってその通りだ。
絶対的なルールとして自分に刻み込んでも良いくらいである。
もしも徹底して1:3交換ができるようになれば、すぐにミニマリストになれるだろう。
しかしそれは難しいことだ。
だが難しいからといって諦めてしまっては、物は増え続けるだけである。
このブログでは購入した物を紹介することが多いが、何なら「○○を買うために手放した物3つ」という記事も合わせて書くように努めたいくらいである。
そうすれば物も減るし記事のネタにもなるし、一石二鳥だ。
これは良い考えではないか……?
モチベーションにもなるだろう。

終わりに

記事内でも取り上げたが、デスクを1つに絞る計画はキーボードスライダーのおかげでうまくいった。
しかし、まだまだ家の中は煩雑としている。
細かいところも整理して、自分が何をどれだけ持っていてどこに仕舞っているか完璧に把握できる生活をしたいものである。