ビルドンブング

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作業内容に合わせて2つの机を使い分ける

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今、私の自室には机が2つある。
どちらも作業用の机だ。
PCでの作業と、紙とペンを使った筆記作業。
作業が違うんだから、必要な机も違うだろう。
というのは言い過ぎかもしれないが、こうして作業で机をわけてみると、作業環境が快適になった。
今までどことなく感じていた不便さや、納得いかない部分が解消されたのだ。
 

作業の切り替えが気軽

以前、1つのデスクで全ての作業をしていた頃は、キーボードでの入力と手書きでの筆記作業を切り替えるときは、キーボードを移動させなければいけなかった。
それが地味に手間で、特に私はキーボードだけでなくトラックパッドも移動させなければいけなかったので、その手間を少しでも軽減しようと、キーボードとトラックパッドを一体化させるアイテムを購入したほどだ。
まあ、移動させる時間なんて秒数にすれば3秒ほどではあるのだが、チリも積もればというやつで、意外と馬鹿にできない。
それに、私は多少神経質なところがあるので、キーボードを移動させると、元に戻した際にちょっとした角度や位置が気になってしまって、微調整をしてしまう。
そうなると、3秒では済まない時間が失われるのだ。
たかが入力作業と筆記作業を切り替えるだけで何秒も失うのは長い目で見れば非効率ではないだろうか。
だからこそ、入力作業と筆記作業で別々の机を使うことで、机の上のキーボードなどではなく、自分の体を動かすだけで作業の切り替えができる、机2台体制の方が、個人的にはロスタイムが少なくなる。

それぞれに適した環境

入力に必要なのはキーボード、マウス、トラックパッド、その他、各々に必要なアイテムがあるだろう。
筆記作業に必要なのは紙とペンくらいだろうか。
これらを全て1つの机の上に収めようとすると煩雑になる。
個人的には、筆記作業をするときは机の上には紙とペンだけの状態に近づけたい。
そこにキーボードやマウスがあると、ふとした拍子にPCの方に意識が向いてしまう。
それらは筆記作業においては邪魔者でしかないのだ。
逆にPCでの作業をする際は、ちょっとした機器にすぐ手が届くようにしておきたい。
例えばこのように、iPadなどをつなぐためのケーブルは、すぐ手が届くように机の上に伸びている。

この机ではPCを使った作業しかしないと割り切っているからこそできることだ。
他の作業にも使うならこんなケーブルは邪魔にしかならないだろう。
こうやってキーボードのすぐ奥にiPad用のスタンドを置けるのも同様だ。
前述したようにキーボードを動かすことがないとわかっているからできる配置である。
このように、完全に単独の作業に特化させて割り切ることで、その作業に最適な環境を維持できるのだ。

机に奥行きは不要

ガッツリ作業をするようなデスクだと、奥行きが60cmは欲しいし、ちゃんとしたデスクだと70cmあることが多い。
しかし、実際に机の上で作業をするとなると、そこまでの奥行きが不要であることがわかる。
私も以前はIKEAのスタンディングデスクを使っていて、その奥行きは70cmだったのだが、奥には埃が溜まっていた。
それくらい使っていなかったということだ。
たいてい、整理するのが面倒な小物の置き場になってしまうことと想像する。
1つのデスクで全ての作業に対応させようとすると、筆記作業の際にキーボードを奥へ移動させるための奥行きが必要になるだろう。
しかし、前述のように、キーボード入力と筆記作業でデスクを分けていればキーボードを移動させることもないので、机の奥行きはそこまでいらないと考える。
実際、私が使っているスタンディングデスクは奥行きが50cmほどだが、特に支障はない。
一度キーボードトレイで机の上のスペースを広げようと試みたことがあるが、あまり使い勝手は良くなかったし、それで広がった机の上を活用できそうな機会はなさそうだったので、今はトレイを外して元の環境に戻している。
特定の作業に特化さえて、机の上のものを動かさないなら、机の奥行きはそこまで必要ないのである。
だから、机を2つ置くと言いつつも、必要な面積は大きな机を1つ置くのと大して変わらないのだ。

終わりに

ミニマリストになることに固執していた頃の自分では至れなかった発想である。
最近は持ち物を減らすために作業の効率を落とすのは間違っているという考えなので、こうして机を2つ使うに至った。
特に筆記用の机は気に入っていて、天板に角度をつけられるので長時間の筆記作業でも肩や首が疲れない。
逆に傾斜がついているとキーボードやマウスなんかは手首に変な角度がついて手首を痛めそうなので、やはり作業に合わせた机を使うというのは理にかなっているように思う。
机がどうにも使いにくい、道具やスペースはあるのに何かが違う、そんなふうに考えている人がいるとしたら、もしかしたら机を2つにすると解決するかもしれない。