以前キーボードスライダーの買い換えを検討している記事を書いた。
その際は、今まで使っていたキーボードスライダーに感じていた不満を綴ったのみで、買い換え先のキーボードスライダーについては触れなかった。
今回は、そちらをメインにしたお話である。
私が購入したのはイーサプライのキーボードスライダーである。
といっても、イーサプライから出ているキーボードスライダーは何種類かある。
その中でも私がこれ(型番:EEX-DESA05)を選んだ理由を説明しよう。
マウス+フルサイズキーボードがおける幅
キーボードスライダーの種類を分ける中での最も大きな指標が幅である。
用途はスライダーの上に置くものの大きさで決める。
特にキーボード。
テンキー付きのフルサイズかテンキーレスのコンパクトキーボードか。
要はキーボードの幅によって使うキーボードスライダーを決めるのだ。
大きいスライダーはそれだけ重さもあるし出し入れに力がいるので、必要最低限の幅が確保できる一番小さいモデルを買うのがベターである。
さて、私が購入したのは最も大きいサイズに分類される「マウス+フルサイズキーボード」である。
しかし私はフルサイズキーボードを使っていない。
しかしフルサイズの幅が必要なのだ。
なぜなら――
-
マウス
-
コンパクトキーボード
-
トラックパッド
の3つを置くからである。
コンパクトキーボード+トラックパッドの幅が、ちょうどフルサイズキーボードと同じくらいなのだ。
そしてこのキーボードスライダーの有効幅は67cmとなっている。
今まで使っていたキーボードスライダーの幅が60cmなので、十分足りているというわけだ。
逆にもう一回り狭いタイプだと50cm台になるので、足りなくなる。
必然的にマウス+フルサイズキーボードのサイズに決まるわけである。
木製で安定感がある
マウス+フルサイズキーボードのサイズにするとして、それでもまだイーサプライには何種類かのキーボードスライダーがある。
その中でもEEX-DESA05だけが木製なのだ。
他はプラスチック製。
もちろんスライダーの機構部分などはちゃんとした金属製となっているが、メインのキーボードを置く場所がプラスチック製か木製かの違いである。
プラスチック製の方のレビューを見ていると、手を置くと重さでしなるといったようなレビューがいくつか見られた。
まあ、木製にもそういうレビューがないわけではない。
しかし、今まで使っていたキーボードスライダーが木製で、安定感があったように思っている。
プラスチック製のキーボードスライダーを使ったことはないのだが、少なくともプラスチック製よりは頑丈だろうと推測できる。
値段としても木製の方が高い。
まあ、高ければ良いというわけではないが、経験から木製の方が安定感があって使いやすいだろうと判断したのだ。
ただ、その分プラスチック製より重量があるのがデメリットか。
机の耐荷重と相談しないといけない。
なにせデスクには他にもモニターアームに設置した32インチのディスプレイも載っかっているのだ。
自分の腕を載せる分が多めに見積もって10kgとして、他にデスクの上に置いているものと机の耐荷重と相談して、木製であるEEX-DESA05(カタログ重量3.9kg)を設置しても問題ないと判断した。
終わりに
まだ設置したばかりだが、概ね満足である。
やはり、以前のキーボードスライダーだと回転式なので他のものと干渉して出し入れができなかったのが、できるようになったことが嬉しい。
また、クランプが左右に分かれていて、幅も広いのでクランプによる段差が筆記作業の邪魔にならないのも優秀である。
まあ、どちらの喜びも、以前使っていたキーボードスライダーが特殊な構造だったのが原因なのだが……
何はともあれ、これでパソコンを使うときだけマウスとキーボードを出して、それ以外の時は仕舞っておいて筆記作業や食事にデスクを使えるようになった。
机を1つだけにする計画は順調である。