ボディソープにハンドソープ、シャンプーにコンディショナー。
バスルームや洗面所にはいくつの石鹸類が置いてあるだろうか。
私はボディソープ一つだけだ。
なぜなら、ボディソープだけで十分に生活できるから。
あれこれごちゃごちゃと置いてある洗面所は窮屈だ。
もちろん、安アパートなので洗面所が狭いユニットバスというのもあるが。
ただ、その狭さはこうして余計なものを置かず、ボディソープ一つで間に合うというメリットとも受け取れる。
ハンドソープの代わりにボディソープ
さて、本格的にボディソープだけで体を洗う生活を想像してみると、意外と問題なさそうだ。
ハンドソープの代わりにボディソープを使うのに抵抗はないだろう。
ハンドも大きく見ればボディの一部だ。
ただ、私の家がユニットバスだからできることではある。
バスルームと洗面所が別々なら、洗面所にはハンドソープを置くことになるだろう。
扉一枚ですぐ隣なら手を洗う際にバスルームのボディソープに手を伸ばすという方法もあるが、そこは他の石鹸を減らしたいか、手を洗うときの余計な手間を減らしたいかで考えればいい。
シャンプーは諦める
ではシャンプーの代わりにボディソープは?
無理だと思っただろう。
私もそう思う。
じゃあやっぱりボディソープだけでどうにかするのは無理なんじゃないか、シャンプーも必要じゃないか、と。
いや、そこは逆転の発想だ。
ボディソープで洗えないなら、諦めるのだ。
というわけで湯シャン。
まあ、私が湯シャンをはじめたのはシャンプーを使わないためじゃなくて、試しに数日してみたら髪の調子がよくなったからなのだが。
結果的に、洗面所からシャンプーを取り払えるというメリットまで教授できたというわけだ。
省スペース
ボディソープに統一するメリットは何といっても持ち物がスッキリすること。
冒頭で述べたような、色々なボトルが並んだ洗面所がボディソープ1本だけになり、とてもスッキリする。
空いたスペースに他のものを置いてもいいだろう。
私は歯ブラシスタンド一体型のコップを珪藻土石鹸置きの上に置いている。
それに空いたスペースを無理に使うこともない。
空白の多い収納場所は、余裕があって見た目にも落ち着く。
大きな例えだと、同じ広さでも、壁が棚で囲まれている部屋より何もない部屋の方が心がゆったりするようなものだ。
ストック管理が楽
普段からしっかり管理できていればいいのだが、偶然安売りに出会うとついついストックや詰め替えのソープやシャンプーを買ってしまうものだ。
結果、無駄にストックが増えたり、ボディソープのストックが少ないのにシャンプーのストックを買ってしまったりすることも……
しかし使うのがボディソープだけなら、何のストックを買えばいいか悩むことはない。
それに、1種類だけなら家にいくつストックがあるかも覚えやすい。
まあ、ストック数はスマホのメモなどで管理しておいて、どこでも確認できるようにはしておいた方がいいが。
それにボディソープだけならストックを置いておく場所も少しで済むので、やはり省スペースというメリットはここでも発生する。
ちなみに、私は詰め替え用ではなく、毎回ボトルで買う。
もったいないと思われるかもしれないが、それはそれでメリットもあるのだ。
終わりに
実は中途半端な時期に湯シャンをはじめたせいで、少しだけ残ったシャンプーも洗面所にはおいてあったりするのだが、もう1年以上使っていない。
ちょっとお高いシャンプーだったので、捨てるのはもったいなく……
いつか使いたくなる時もあるだろう、と思っていたのだが、そんな時は来ないまま1年以上経ってしまった。
夏は汗をかくのでシャンプーでスッキリしたい日もあるだろうと思いきや、結局そんな日はなく、湯シャンで夏を乗り切れた。
コームのおかげかもしれない。
何はともあれ、ボディソープだけで1年以上どうにかなっているのは事実だ。
興味があるならお試しあれ。