ポケットにハンドタオル、洗面所にフェイスタオル、シャワーを浴びたらバスタオル――
生活の中にこんなにいくつものタオルが必要だろうか。
私はフェイスタオル1枚だけで1日過ごせている。
シャワー後に体を拭いて、夜の内に乾かして、翌日のフェイスタオルに。
1日1枚、シャワーの後に新しいタオルを使って、それをそのまま丸1日使い倒す。
バスタオルは不要
冒頭からあえて「フェイスタオル」と表現したのは、これが理由だ。
「バスタオル」と言うと名前に「バス」とついているので、お風呂上がりはバスタオルと思い込んでいる人もいるかもしれない。
もしもバスタオルを使っているのであれば、体を拭き終わった後のタオルの濡れ具合を思い出して欲しい。
まだまだ余裕ではないだろうか。
体を拭くのにバスタオルは大きすぎるのだ。
最も水分を含むのは髪の毛だが、これはシャワーの浴び方である程度補える。
バスタオルは銭湯など、すぐに体の水分を拭き取らないと周りの迷惑になるような場合を想定したサイズとも言える。
家庭で自分だけが使うならフェイスタオルで十分なのだ。
というわけで、シャワーの後はフェイスタオルで体を拭く。
そして、すぐ洗濯機に放り込むようなことはしない。
湿ったタオルを活用
体を拭き終わって水気をすったタオル。
この状態にしかできないことがある。
スマホや腕時計を拭くのだ。
乾いたタオルでも、びしょ濡れのタオルでもできない。
程よく水気を含んだ、体を拭いた後のタオルくらいが丁度いい。
なので、私はシャワーの後は
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体を拭く
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ドライヤーをする
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タオルでデバイス類を水拭き
という流れを定着させている。
しかしまだこのフェイスタオルには役目がある。
明日も1日働いてもらわないといけないのだ。
夜の内に乾かす
シャワーを浴びた後にタオルを使う機会は少ない。
シャワー後はリラックスタイム、後は寝るだけというような状態が一般的だからだ。
そこで、体を拭いたフェイスタオルを干しておくのだ。
もしも洗面所などにタオル掛けがあるなら、そこにかけておいてもいい。
シャワーを浴びて、寝て、朝起きるまで8時間ほどあるだろうか。
それだけの時間放置しておけば乾くだろう。
少なくとも、手や顔を洗った後の水を拭き取るくらいはできるようになっている。
日中のフェイスタオルとして使えるというわけだ。
そして1日の終わり、シャワーを浴びる前にフェイスタオルはようやく洗濯機に放り込まれる。
シャワーの後に体を拭くのは、新しいタオルだ。
こうして、フェイスタオル1枚で、1日のタオルをまかなえた。
ハンドタオルは持ち歩かず
ここまでフェイスタオルだけでどうにかしてきたがハンドタオル、ハンカチの類いはどうしようもない。
さすがにフェイスタオルを持ち歩くのは邪魔になるので、外出にはハンドタオルに頼るしかない。
しかし、そもそもハンドタオルを持ち歩くのが必要かという疑問もある。
上着の下から手を入れて、インナーシャツで手の水分を拭っている。
インナーはユニクロのドライシャツなので、水は吸ってくれるし濡れてもすぐに乾く。
今はウイルスの飛沫対策で使用できないようになっている場所が多いが、外のお手洗いにはハンドドライヤー(ジェットタオル)がある場合も多いので、ハンカチを持ち歩かなくても実はそこまで支障はない。
終わりに
バスタオルは大きくて洗濯の邪魔だし、ハンドタオルは持ち歩いてもそこまで出番がない。
だったらフェイスタオルだけで良いとは思わないだろうか。
もう3年ほどフェイスタオルだけでどうにかなっている。
いきなりフェイスタオルだけにしろとは言わないが、試しにフェイスタオルだけの生活をやってみればいい。
自分の生活に合っていれば、そのまま続けてみるのもいいだろう。