ここ数年、昼間にジョギングのような外で行う運動をほとんどしていない。
朝や夜に外を走ることはたまにあるが、比べてみると夜に走る方がずっと良いように思う。
なので今回は、私が個人的に感じる夜に外をジョギングするメリットを述べさせてもらう。
軽い準備運動でいい
走ろうと思っても、いきなり走り出すのは危険だ。
準備運動が必要である。
そして、朝起きてすぐは特に体が固まっているので、入念な準備運動が必要になる。
一方で夜となると、朝起きてから半日以上が経過しているし、その間もそれなりに活動しているので、ある程度は体がほぐれている。
冬場は特にわかりやすい。
冬の朝起きたときの感覚を思い出してみれば、寝起きの体が固まっていることがわかるだろう。
それが、日中に運動をしていなくても、夜になるとほぐれている。
なので、夜に走るならそこまで入念な準備運動は必要なくなるというわけだ。
それに、準備運動そのものを他のついでに行うこともできる。
例えば、会社から帰るときに一駅でもいいから歩くようにすれば、それが準備運動になる。
通勤時間を準備運動に兼ねられるのだ。
日焼けしない
女性には嬉しいメリットではないだろうか。
日が出ている時間帯に走ろうと思うと、日焼け対策が必要になる。
UVカット機能が付いた運動着を着用するくらいならたいした手間ではないが、小一時間のジョギングのために日焼け止めを塗るとなると、それだけで億劫だ。
すると「準備が面倒だからジョギングはやめよう」というマイナスモチベーションになる可能性がある。
先に述べた準備運動も含めて、容易に必要な手間と時間が少ない方が、確実に習慣として続けやすいだろう。
ただし、暗い場所を走るのは避けた方が良い。
人通りが多くて、街灯で明るい場所を走るようにしないと、思わぬトラブルに巻き込まれるかもしれないので注意。
すぐにシャワーを浴びれる
しっかりと走れば汗をかいているだろう。
冬であろうと汗はかく。
早いところ洗い流したい。
どうせジョギングしてもしなくても、夜にはシャワーを浴びるのだから、シャワー前の時間をジョギングの時間にすれば無駄がない。
ただし、運動によって体温が上がっているので、お湯で体を洗った後は、冷水に切り替えて体を冷やすことをオススメする。
眠りにつく過程で体温が下がっていくので、体が熱を持った状態だと寝付きが悪くなるのだ。
別に、シャワーを浴びるだけなら朝のジョギングでもできると思われるだろう。
たしかにそうだが、仕事前など時間が限られていると難しい。
前述の通り、朝起きてすぐだと準備運動も入念に行わないといけないため、朝に走ろうと思うと、かなりまとまった時間が必要になるのだ。
終わりに
夜に走る上で問題になるのは、食事のタイミングくらいだろうか。
走る前にガッツリ食べてしまうと、お腹が重たくてとても走れないし、かといって平日の仕事がある日だと夕食の時間を早めるのも難しい。
しかし食べなければ、小一時間のジョギングに耐えられるエネルギーがない。
私は会社で大豆を食べることでタイミングを調整している。
他に手っ取り早いのはプロテインだろうか。
飲み物なので重たくないし、手軽に摂取できるので運動の前でも後でも手間にならない。
それくらい調整してでも、夜に走るメリットを感じているということの証でもある。