泊まりの旅行や帰省の際、持ち物や、行先で何をするかに意識を奪われがちだ。
しかし、毎日生活している自宅がしばらく空になるという点に注目したい。
数日使わないからこそ「しておきたいこと」「できること」がいくつかある。
毎日受かっているからなかなか掃除できないでいるものや場所はないだろうか。
しばらく使わないのにいつも通り電源を入れたままで出かけてはいないだろうか。
今回は、数日間家を空ける際の、私なりの心得を紹介する。
1日で乾かないものを洗う
衣服は一日中身に付けているし、何着かを着回すので、毎日取り替えることができる。
一方、取り替えが難しかったり、面倒だったりして、なかなか洗う機会に恵まれないものもある。
寝具
「万年床」という言葉があるほど、布団を綺麗にする機会は少ない。
もちろん、こまめに洗えていればいが、何か生活に支障をきたしでもしなければ、なかなかその気になれないのが実情だ。
何せ面倒なのである。
選択するにも嵩張るから、いつもの洗濯とは別でもう一度洗濯機を回さないといけない。
大きいので干すための場所も取る。
さらに乾くのにも時間がかかる。
布団は毎日使うので、その日のうちに乾いてくれないと、別のものを使わなければいけなくなる。
私の場合、天気と関係なく常に部屋干しするので、1日で乾くことはまずない。
外泊するタイミングがまさにそれだ。
だから月に一度、実家に帰るタイミングで洗濯している。
朝起きたらまず洗濯機を回す。
それを待っている間に持ち物など準備をすればちょうどいい。
洗濯が終わったら、それを干す。
どうせ数日干しっぱなしにするのだから、多少窮屈に干しても問題ない。
布団だけでなく、枕カバーや寝巻きなど、毎日使っていて洗えていない寝具も、この時にまとめて洗濯している。
ちなみに、今まで布団と言ってきたが、私の場合は寝袋だ。
室内スリッパ
私は室内スリッパを履いている。
汚れた足で歩くと床があちこち汚れる。
しかしスリッパを履いていれば床は汚れず、スリッパが汚れるだけで済むからだ。
定期的に洗わなければならないが、面倒だし、乾くのを待たなくてはならない。
かと言って、スリッパを洗う時のためだけに2足目を持つことはしたくない。
だったら先の布団と同じ理屈だ。
家でしか履かないスリッパ、家を空ける時に洗えばいい。
帰ってきたら乾いているので、そのまま履くだけだ。
ユニットバスの床
風呂トイレ別の家に住んでいれば問題ない。
洗面所とトイレの床はリビングの床と同じように掃除できるだろう。
一方ユニットバスは風呂とトイレが1つの部屋にまとめられている。
実際その通りだ。
しかし、その後のびしょ濡れになった床では、洗面台とトイレは使えないと言っていい。
ここまででもうお分かりだろう。
家を空ける前なら、どうせしばらくは使わないので何も気にせず床を濡らせる。
床に限らず、壁や天井も汚れているのなら、シャワーで一気に洗い流せばいい。
家電の電源を切る
節約術として、かなりの有名どころだ。
大抵の家電は、使っていなくても待機電力が発生する。
誰もいない家で待機させるのも悪いので、電源から抜いてしまう。
ただし注意しなければならない。
家電によっては、電源が入った時の起動電力の方が待機電力より大きい場合がある。
冷蔵庫が有名だ。
冷やすのに電力を使うのだから、常温から冷やすよりも、すでに冷えた状態にしておく方が省電力なのは当然だ。
頻繁に外泊で家を空ける方は、自宅の家電について、電源プラグを抜いた方が良いか否か、調べてまとめてみてはいかがだろうか。
私は換気扇を切っている。
先述の通りユニットバスなので常に換気扇を回しているが、家を空けるなら、ユニットバスの扉を全開にしておけば、床を洗ってびしょ濡れだったとしても、2日も経たずに乾いている。
まとめ
冒頭で述べたように、紹介した内容は私が家を空ける時に心がけていることに過ぎない。
人によっては、他にも色々とあるかもしれない。
重要なのは、数日間家を空ける時に「何かこのタイミングでしかできないことはないか」と考えてみることだ。
せっかくの外泊、家を空けている時間も効率的に使いたいものである。