ついつい必要最低限のものを選んでしまう。
その時は「ピッタリだ!」と喜ぶわけだが、後から環境が変わってくるとピッタリではなくなり「もっと余裕を見ておけばよかった……」と後悔することが多い。
そんな一例をピックアップ。
キッチンのコンセント分配
我が家のキッチン横のコンセントは2個口。
1つは洗濯機のものなので、実質1つしかない。
1つで足りないとなると、その1つを分配するしかないのだ。
だから2個口でいいかと、コンパクトさ優先でケーブルレスな直挿しタイプを購入。
本体を触らなくてもタップ側のスイッチで簡単にオンオフできるのもポイントだった。
家電が増えた
しばらくは何の不便もなく運用していたキッチン家電と分配タップ。
しかしそこに新たな要素が加わる。
電気ケトルだ。
先日、味噌汁のために購入したものである。
当然、これもコンセントからの電気で動く家電だ。
1つ増えたのである。
どうしたかというと、使用頻度が低い電気鍋のプラグを抜いて、そこに電気ケトルのプラグを挿した。
だが、たまに鍋を使うとなると、またプラグを抜き差しすることになる。
それだけでも手間が増えてしまっているわけだが、他にも問題はあった。
どれがどのプラグか分かりにくい
電気鍋と電気ケトルを入れ替えるだけならまだ良いのだ。
厄介なのは、シチュエーションによっては、電気ケトルと電気鍋を併用することもあるということ。
つまり、必ずしも電気ケトルと電気鍋のプラグを入れ替えるだけではなく、ミニ炊飯器のプラグと入れ替えるパターンもあるということである。
そして、これら3つの家電のプラグは全て黒色だ。
いつの間にやらごっちゃになって、こんなことなら2個口じゃなくて、もっと余裕のある電源タップを買っておけばよかったと、後悔するに至ったわけである。
10個口を導入
結果、どうしたかというと、10個口の電源タップに買い換えた。
使うのは3口だけだが、これからどうなるかわからない。
10個口もあれば、足りなくて困ることもないだろう。
直挿しでなくなったのは残念だが、マグネットがついているのでキッチンの側面に貼り付けられる。
見た目のスタイリッシュさはこちらの方が上だったりするかもしれない。
スイッチへのアクセスも近くなったし。
ちなみに、これはデスクでも使用しているマグネットスイッチタップだ。
背面マグネットと個別スイッチの両立となると、ほぼこれ一択である。
終わりに
というわけで、最初から余裕を見ておけば余計な買い物をせずに済んだのに、という話だった。
まあ、良い経験だろう。
電源タップなんて数千円なので、万単位で後悔するよりダメージは少ない。
かといって、百円単位で損をしてもあまり教訓として受け入れられないかもしれないので、良いラインの失敗だったのではないかと自負している。
というか、そう思わないとやってられない。
まあ、大は小を兼ねるということで。
ものが増えるのは困り物だが、同じ1つのものなら、多少は余裕のあるものを持っておいた方が後々助かるかもしれない。