ビルドンブング

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温度コントロールできる電気ケトルを購入した3つの理由

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ティファールの電気ケトルを購入した。
ただ沸騰させるだけでなく、8パターンの温度にすることができる機能が付いたモデルだ。
 
沸騰させるだけの電気ケトルは持っていたし、水を沸かすなら電気鍋も持っている。
なのにどうして温度コントロールできる電気ケトルを購入したのか、その理由を紹介しよう。

40℃の味噌汁が飲みたい

低血圧の対策として毎日味噌汁を飲むようにしている。
ところで、味噌に含まれる酵母菌や乳酸菌が熱に弱いことはご存知だろうか。
別に酵母菌が死んだとしても、腸内細菌の餌になるらしいので無駄ではないらしいのだが……
実は乳酸菌は熱に弱く、調理で炒めたり煮たりすると死んでしまいます。たとえばみそ汁の場合、加熱により、みそに含まれる乳酸菌は死んでしまうのです。これは死菌と呼ばれ、善玉菌にはなれません。しかし、死菌は腸内で善玉菌のエサになり、善玉菌が増えるのを助けます。死んでしまっても活躍するんですね。
しかし、私は毎日味噌汁を飲むなら良い味噌をと、酵母菌が生きていることを売りにしている味噌を使っている。
となると、せっかくの酵母菌を殺してしまうのはもったいないと感じるのは自然だ。
どうやら酵母菌が死ぬかどうかの境は、50℃のようだ。
東京慈恵会医科大学付属病院・栄養部の赤石定典さんによると、みその中で生きている善玉菌は熱に弱く、乳酸菌や麹菌は50~60℃、酵母菌は70℃以上で徐々に死滅するといいます。みそを高温で加熱すると、せっかくの発酵パワーが激減。みそ汁の温度を菌が生きられる50℃前後にすることで、善玉菌を生きたまま摂取できるのだとか。
だったらそれより低い温度で作ればいいのだ。
というわけで冒頭で述べた選べる8パターンの温度のうち、最低温度の40℃が活躍する。
それより1つ上の温度だと60℃になってしまうので、ギリギリ過ぎる。
それに、試す前はどうかと思っていたが、40℃の味噌汁はほのかに温かくて美味しい
具を入れるとなると物足りないし、煮込まないといけないが、ただ味噌を溶かしただけのお湯なら40℃でも飲みやすいし、それで酵母菌を生きたまま摂取できるとなると、それより高い温度で作る理由はない。

冷めるまで待たなくていい

沸騰したお湯で味噌汁を作りたくない理由はもう1つある。
それは私が猫舌だということだ。
もしも沸騰したお湯で味噌汁を作っても、ある程度冷めるまでは熱くてとても飲めない。
だが最初から40℃だったら、作ってすぐに飲むことができるのだ。
これは味噌汁に限った話ではない。
インスタントコーヒーも、今までは作ってから冷めるまで待たないといけなかったから、飲みたい時間から逆算して、事前に作っておく必要があった。
だが、インスタントコーヒーは熱湯でなくても水に溶けてくれるので、同じく40℃のぬるま湯に溶かしてすぐに飲むことができる。
飲みたいと思った時に作ってすぐに飲むことができるのだ。

最大1時間の保温

沸騰以外の温度にできるだけでも私にとっては十分に助かる便利機能なのだが、なんと保温機能までついている。
8パターンから選んだ温度のまま、最大1時間保温してくれるのだ。
購入する前は保温機能は使う機会がなさそうだと思っていたが、いざ実生活への導入を考えてみると、意外と活躍できる場面が多かった。
例えば、食前に味噌汁を飲んで食後にコーヒーを飲むとき。
今までだったらその都度お湯を沸かさなければいけなかった。
しかし保温機能があるなら、味噌汁を作るときにインスタントコーヒーの分のお湯も作っておいて、保温しておけば2回も沸かさなくてよくなる
何度もお湯を沸かし直す人には、確実に重宝する機能だろう。

終わりに

やはり、40℃だと味噌汁を作ってすぐに飲むことができるのが一番嬉しい。
猫舌で毎回お湯が冷めるまで待っているという方には、ティファールに限らず温度コントロール機能がついた電気ケトルを試してみてほしい。
そうじゃなくても、80℃〜100℃は5℃単位で設定できるので、温度にこだわってコーヒーを淹れたいというニーズにも応えられる。
確実に言えるのは、ただ沸騰させることしかできない電気ケトルより便利なのは間違いないということだ。