ユニットバスの家に引越して2ヶ月近く経った。
入居前は唯一の不安要素だったが、住めば都というもので、不自由は感じていない。
というよりも、私の生活がユニットバスにマッチしていたのだろう。
一般的に風呂トイレ別に劣っているとされるユニットバスで、どうして私が何の不自由も感じていないのか、その理由を紹介する。
カーテンをつけない
ユニットバスでイメージされるのはカーテンだろう。
個別のシャワールームになくてユニットバスにあるものはカーテンなのだから。
バス、トイレ、洗面台が1つの部屋にまとめられている都合上、バスは扉ではなくカーテンで区切ることになる。
このカーテンが厄介なのだ。
おそらくユニットバスから感じるじめっとした嫌な湿っぽさはカーテンが原因だと思われる。
カーテンをしてシャワーを浴びればカーテンは濡れる。
もちろんいちいち乾かさないので、そのまま放置される。
濡れた物をずっとそのままにしているのだから湿度は高くなるし、カビの原因になる。
そうしてユニットバス特有の嫌な空気が出来上がるのだ。
だから私はカーテンをつけていない。
ちなみに、カーテンをつけないことで、カーテンレールにS字フックなどで小物を吊るしておくことができる。
ただでさえ狭いユニットバスにとっては貴重な小物の置き場を確保できるというメリットもある。
カーテンをつけないことに抵抗があるなら、せめて速乾性のあるカーテンを選んだ方が良いだろう。
ユニットバスのカーテンはケチって安物を選ぶと後悔する。
ところで、カーテンをつけないでシャワーを浴びて問題はないのかと疑問に思われるかもしれない。
問題がないようなシャワーの浴び方をすればいいだけの話だ。
お湯だけでシャワーを済ませる
なぜカーテンが必要なのかというと、シャワーを浴びた時にお湯が飛び散らないようにするためだ。
お湯が飛び散ったら何がダメなのかというと、掃除が面倒だからだ。
掃除が面倒なのは、飛び散るのがシャンプーやボディーソプだからだ。
だったらシャンプーやボディソープを使わなければいい。
お湯が飛び散る分には何の支障もない。
しばらくすれば乾いているし、ただの水なのだから乾いた箇所を改で掃除する必要もない。
頭はお湯で時間をかけてしっかり洗えば気持ち悪くないし、身体はたわしで擦っているので石鹸を使わなくても汚れは落とせる。
洗面所に機械を置いていたら、濡れると壊れる恐れがあるので注意だ。
ただ、私はリビングでドライヤーをするので、ユニットバスに濡れて困るものは置いていない。
トイレを使わない
ユニットバスに感じる汚さの原因は、トイレが同じ部屋にあることだろう。
だから私は引越してきてからまだ一度も自宅のトイレを使っていない。
寝る時間から逆算してギリギリの時間に帰宅するようにしているので、寝る前のトイレは外で済ませている。
朝は出かける途中に駅のトイレで済ませるか、平日なら会社に着いてから済ませればいい。
コンビニのトイレを借りたっていいし、自宅のトイレを使わない生活は思うほど難しくない。
まとめ
私の生活習慣における次の3つの要素がうまい具合に絡んで、ユニットバスから感じる嫌なイメージを回避できた。
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湯シャン(お湯だけでシャンプー)
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亀の子たわし健康法
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自宅にいる時間が少ないのでトイレを使わない
全てが当てはまる人がいるかどうかは不明だが、もしもユニットバスが不安で家賃の高さに不満を覚えながらも引っ越せないでいる人の参考になれば幸いである。
家賃が安い家を探すと必然的に候補はユニットバスの物件ばかりになる。
家賃を上げて風呂トイレ別にするか、家賃の安さでユニットバスを選ぶかは個人の価値観次第だ。
ただ、ユニットバスも工夫すればそこまで不便じゃなということを伝えておく。