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空腹睡眠のダイエット以外の効果と続けるコツ

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空腹睡眠という健康法をご存知だろうか。
その名の通り、夜に何も食べず、胃を空にした状態で眠るのが空腹睡眠だ。
胃に何も入れず、寝る時間までに胃の中のものを全て消化しておく。
何時に最後の食事を済ませるかは個人の食事量や寝る時間にも夜が、私は朝食のみの1日1食で臨んだ。
 
主にダイエットの方法として知られている空腹睡眠だが、実際にやってみると他の効果の方が魅力的だった。
個人的な感想だが、夜に自由な時間を確保しつつ、睡眠の質を高め、早起きできる
 
ただし、寝る時間まで空腹に耐えるのは難しい。
そこで、空腹睡眠のメリットと、私なりに考えた継続のコツを紹介する。
 

空腹睡眠のメリット

では、冒頭で述べた効果について、1つずつ具体的に見ていく。
得られるを理解しておくと、食欲に負けそうな時のブレーキになってくれる。

夜に使える時間が増える

晩御飯を食べないのだから、今まで食事に使っていた時間がそのまま空き時間になる。
その時間でやりたかったけど、なかなかできずにいたことにチャレンジしてみるといいかもしれない。
 
空腹が辛くて他のことに集中できないのでは、と思われるかもしれないが、そんなことはない。
むしろがっつり食事をした方が頭がぼんやりするはずだ。
夜に空腹を感じたら、お腹ではなく頭に意識を集中してみてほしい。
そして、今までの夕食を食べた後の感覚を思い出して比べてみる。
空腹時の方が頭がクリアになっていることに気づけるはず。
 
いつもは仕事に気力を使い果たしてやる気が起きない平日の夜も、活動的になれる。
 
ただし、空いた時間で激しい運動をするのはオススメしない。
軽いウォーキング程度なら程よく気持ちよく感じられるだろう。
空腹時の運動なので、身体の脂肪をそのままエネルギーとして消費してくれる。
これが空腹睡眠がダイエット法として語られる要因でもある。
ただし、くれぐれも空腹のまま無茶をして倒れないように。

睡眠の質が高まる

眠っているつもりでも、胃のなかに食べたものが残っていると、胃は消化活動を行う。
つまり、胃は休んでいないわけだ。
しかし、胃の中を殻にして眠ることで、胃も含めてしっかりと休むことができる。
 
真逆の仮定として、満腹を超えて苦しさを感じるくらい食べてからすぐに眠れるだろうか。
眠れたとして、ぐっすりと寝れるだろうか。
食べ過ぎでじめっとした気持ちの悪い熱苦しさを感じたことはないだろうか。
 
むしろ空腹の方がよく眠れたりする。
空腹を感じていたはずなのに、横になって目を閉じると、いつの間にか眠っているのだ。
 
これは1日目から効果を実感できるだろう。
食欲に負けず空腹のまま眠りにつけるという達成感を得られる。
胃も含めて身体が休まり、翌朝の目覚めも爽やかになる。

早起きできる

先述の通り、ぐっすりと眠れるようになるので早起きできる。
しかし、それ以外にも早起きになる理由がある。
朝ごはんが楽しみなのだ。
 
以前に紹介した空腹を利用して布団から出る方法と同じである。 

朝は好きなだけ食べればいい
どれだけ食べすぎたとしても夜までには消化されるはずだし、朝からそんなバカみたいに食べれもしない。
朝起きると、昨夜の空腹が嘘みたいに消えているのだ。

継続のコツ

空腹睡眠の最大の敵はもちろん食欲である。
夜に向けてどんどん強くなる食欲に耐えて眠りにつけるかが勝負だ。
では、私が効果的に感じた空腹睡眠を成功させるコツを紹介する。

必ず朝食を食べる

もしも晩御飯を食べてしまって空腹睡眠に失敗しても、翌日の朝食は絶対に食べる
少量でもいいから食べる。
 
ここで「昨日の夜に食べちゃったから今日は夜だけじゃなくて1日断食しよう」などと考えてはいけない。
そんな一時的な決意なんて、夜の食欲の前では崩れ去るに決まっているからだ。
 
今日は朝から何も食べてないし、少しなら食べても寝るまでに胃は空になるだろう
少しだけと決めて食べる
抑えられていた食欲が爆発
明日断食することにして今日は好きなだけ食べよう
明日の断食を決意して寝る
翌日の朝食と昼食を抜く
夜の食欲が凄まじいことになる
今日は朝から何も食べてないし——
以下ループ
 
そうして毎晩我慢できずに食べてしまうループに陥ってしまう。
なので、ループの原因となっている「朝から何も食べてないから」という自分への言い訳をできなくしてやるのだ。

帰宅時間と寝るまでの流れを固定

家には食べ物がある。
その気になればすぐに食事ができる。
誘惑に負けやすいので、空き時間を家で過ごすのは危険だ。
 
しかし対策は簡単だ。
  1. 寝る前に済ませておきたい作業を書き出す
  2. それらをするのに必要な時間を計算
  3. 寝る時間から逆算してギリギリの時間まで家に帰らない
これで帰宅後に食事をする暇がなくなる。
 
注意点は、寝る前に済ませることに「面倒な作業」を入れないことだ。
 
「やらないと」という使命感と「面倒だからやりたくない」という倦怠感に挟まれて何もできなくなる。
結果、食事という楽に満足できる行為に逃げてしまうのだ。
 
なので「絶対にしないといけないこと」しか帰宅後から寝るまでのルーチンには含めない。
朝でもできることは早起きして翌朝すればいい。
 
私の寝るまでのルーチンはこんな感じだ。
歯を磨く→(洗濯)→シャワー→(洗濯物干し)→簡単なストレッチ→寝る
 
どれもしなければいけないことであり、面倒なことではない。
強い意志がなくても実行できる作業だ。
夜の11時まで自習室で過ごし、帰宅後に上記のルーチンを済ませれば日付が変わる前には眠れる。 

まとめ

とりあえず1日でもいいから空腹睡眠をやってみてほしい。
いつもと違う感覚に何か得られるものがあると思う。
 
毎晩食事をしていた人が急に挑戦すると、耐え難い空腹感に襲われるかもしれないが、ここで紹介したコツをうまく使えば意外と楽に達成できるはずだ。
 
そうして何日かやってみて、良い効果を感じられれば続ければいい。
私は感じているのでこれからも続ける。