どうせ履くなら足つぼスリッパの方がお得では
健康アイテムとして健康サンダルというものがある。
サンダルに足つぼ刺激の突起がついたものである。
履いているだけで足裏を刺激し、更に歩くことでより刺激を与えられるアイテムだ。
こういうアイテムが存在していることは知っていたが、お年寄りが好む健康アイテムというイメージが強く、実際に使ってみようと思うきっかけがなかった。
しかし、気づいたら使った方が効率的な環境に私はいたのだ。
スリッパも足つぼマットも常用している
もともと自宅でスリッパを履く習慣はあった。
床掃除をするよりもスリッパを洗う方が楽だからだ。
また、スタンディングデスクを使っていると、立ち疲れを防ぐ役割もある。
足下にマットを引くのと違って、スリッパを履く方が床掃除の際に邪魔にならないのもが魅力的だ。
そして、それとは別に先日、足つぼマットを購入した。
無性に足裏を刺激したくなる日があったのと、使わないときは畳んで本棚に並べて収納できるコンパクトさを気に入って購入。
というわけで、今の私は室内でスリッパを履き、たまに足つぼマットを広げて足裏を刺激するという状態になっていたのだ。
そしてふと「これなら健康サンダルを履いてればそれでよくない？」と思い立ったのだ。
履いてるだけでいい気楽さ
一度こうして健康サンダルを室内スリッパとして使うアイデアが浮かんでしまうと、もうそちらの方が優れているように感じられて仕方がない。
なにせ履いているだけで良いのだ。
足つぼマットだと使う際に広げて、使い終わったら仕舞わないといけない。
そうなると、その出し入れが面倒になって使用頻度が低くなる。
せっかく購入したのに使う機会が少ないのはもったいない。
だったら毎日は履くスリッパを健康サンダルにしてしまった方が、確実に足裏を刺激できて、使わないことなんてない。
欠点もある
とはいえ、実際に足つぼスリッパを履いて生活するシーンを想定してみると、いくつか不便な点も浮かんでくる。
洗いにくそう
常に床に触れている裏面はもちろん、長時間靴を履いて外にいた後の靴下で踏んでいる表面も、とにかくスリッパは定期的に洗わないと不衛生である。
だから今使っているスリッパは月に1度の頻度で洗っている。
健康サンダルになったとしても、同じ頻度で洗うことになるだろう。
しかし、洗うとなると足つぼの突起が少し邪魔になりそうだ。
今までみたいにスポンジでササッと表面をこすって終わりとはいかないだろう。
突起と突起の間にスポンジの角を潜り込ませるようにして洗わないといけないと想像できる。
どのみち、普通のスリッパより洗いにくいことには間違いないはずだ。
刺激が弱め
足つぼ刺激と言っても、スリッパとして普段履きできる程度のものだ。
やはりちゃんとした足つぼマットに比べると突起は小さく、刺激の強さは劣ってしまう。
強い刺激でないと満足できない人には向いていないと思われる。
ただ、足つぼマットと違って、健康サンダルだとずっと履いてられる。
刺激は弱いものの、家にいる間はずっと刺激を与えられるのだ。
ちょとした足の疲れの防止には足つぼスリッパレベルの刺激でも事足りるのではないかと思う。
終わりに
会社でもオフィス内にいるときはスリッパを履いているので、会社のスリッパも足つぼスリッパにしてみるのもありかもしれない。
というか、この記事で取り上げた欠点をしっかり理解した上で「使える」と判断できるのなら、スリッパはすべて足つぼスリッパにした方が良いのではないかと思えるくらいだ。
毎日スリッパを履いていてどことなく足（特に足裏）に疲れやだるさを感じているのであれば、足つぼスリッパを履いてみるのはどうだろうか。
