寝る前にストレッチをしている。
そこまで本気のストレッチではない。
下半身を中心とした5分もかからないものだ。
考えたいのは、寝る前に5分使ってストレッチをするのと、5分でも長く寝るの、どちらが良いかということだ。
目的は気持ち良くなること
一時期はジムに通って毎晩30分くらい時間をかけてストレッチをしていたが、ジムを辞めてからはストレッチすらしない日々が続いていた。
しかし、たまにどうしようもなく太ももやふくらはぎに怠さを感じて眠れない時がある。
そんな時はストレッチで伸ばしてやるとスッキリする。
別に30分もしなくていい。
怠さを感じる部分だけしっかりと伸ばしてやればいいのだ。
そこを変にこだわって全身隈なくストレッチしようとするから、面倒になって続かない。
別に体操選手を目指しているわけではないのだ。
全身を柔らかくする必要はない。
気になるところだけ刺激を与えてやる。
目的は気持ち良くなることだ。
「早くしないと寝る時間が遅くなる」とか考えながらやっても意味がない。
やりたい時にやりたいだけやる。
心身ともにリラックスするためのストレッチだ。
体だけ緩ませてもダメなのだ。
睡眠にどう影響するか
心なしかよく眠れるようになった気はするが、プラシーボ効果かもしれない。
ただ、ストレッチ後の筋肉が緩む感覚に意識を向けていると、知らないうちに眠っていたというパターンが多い。
それがストレッチの効果なのかどうかは置いておいて、筋肉の緩みに意識を向けるとすぐに眠れるという状態は都合が良い。
布団に入ってからあれこれ考えていると頭が冴えて眠れなくなるくらいなら、一度布団から出て筋肉を伸ばしてやればいい。
体を動かせば頭はスッキリし、満足感も得られる。
その気持ちよさに身を任せて眠りに落ちればいい。
肩甲骨・太もも・ふくらはぎ
私が1日中座りっぱなしのデスクワークだからかもしれないが、下半身を伸ばしてやると特に気持ちいい。
それと肩まわりだ。
ずっと座って画面を見ながらキーボードを8時間も叩いていれば、肩は凝るし足の血行は悪くなる。
だから私は肩甲骨、太もも、ふくらはぎの3箇所のストレッチを毎晩行う。
そして、その3箇所しか行わない。
時間にして5分程度だ。
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両腕を横に伸ばして30秒捻る
(右手の平を上に、左手のひらを下に向けた状態から、手のひらの向きを左右入れ替えるのを30秒間繰り返す。普段は行わない捻りの運動だ) -
肘から先を壁につけて体重を支え、片膝を前に出してふくらはぎを伸ばす
(片足30秒×2セットで計2分) -
片手を壁について体を支え、もう片方の手で爪先を持ってお尻に寄せ、前ももを伸ばす
(片足30秒×2セットで計2分)
合計で4分30秒。
各動作の切り替えのロスタイムを考慮しても5分というわけだ。
壁に支えてもらう必要があるものの、すべて立ったままできるストレッチだ。
いちいちマットを引いたりする必要はない。
道具や時間のハードルを下げて、続けやすさを重視している。
例えば毎日30分のストレッチを日課にしていたとしよう。
飲み会などで帰りが遅くなった日はサボりたくならないだろうか。
すでに日付が変わっている時計を見ながら「これから30分もストレッチをするのか……」なんて億劫な気持ちのままやるorやらずに寝てしまうことになる。
しかし5分でできることならあまり気にならない。
睡眠時間を30分削ってストレッチをする
睡眠時間を5分削ってストレッチをする
文字にすると大差はないかもしれないが、実際にやるとなると歴然の差だ。
まとめ
睡眠時間を削ることへの抵抗と、ストレッチで得られる快感を天秤にかけると、5分がちょうどいいように思える。
最悪、ストレッチをした結果、5分寝坊したって特に影響はない。
もしも5分の寝坊が大きく影響するようなタイムスケジュールになっているなら、ストレッチ云々より先に改善すべき生活サイクルがあるように思える。
もちろん、5分というのは私の基準における最適にすぎない。
人によってはもっと長くても価値を見出せるかもしれないし、3分までしか耐えられないかもしれない。
肩まわり・太もも・ふくらはぎ以外を伸ばしたいかもしれない。
なんにしても、寝る前にストレッチをすると気持ちいいことは確実なので、是非試してみて欲しい。