月に一度は実家に帰っているのですが、最近、家族に嘘をつくことが増えました。
正直なことを言うと、確実に余計な心配をかけることがわかっているからです。
そしてふと思うのです。
心配をかけるような生活をしているのは事実なのだから、親不孝をしているのではないかと。
とは言え、今の生活を辞めることなどできないのも事実。
親に対して申し訳ないなあと思うことしかできません。
目次
親を家に入れられない
色々と手放し過ぎました。
一人暮らしをする前に買ってもらったもの、持たされたものはほとんど全て処分してしまいました。
冷蔵庫、電子レンジ、カーテン、棚、調理器具などなど……。
もちろん後悔はしていませんし、おかげで生活はずっとシンプルになって心地よいくらいですが、こんな部屋を家族に見られれば、余計な心配をかける事は必至です。
親がこちらに遊びに来る事は滅多にないので安心ですが、もしも入院などをすれば親への連絡が強制されますので、確実に来られるでしょう……。
健康には気をつけなければ。
食生活の偏り
健康に気をつけようと思っていながら、家にはきな粉と味噌しか置いていません。
私はそれで十分に生活できると思っているのですが、その話をしても、ほとんどの人が納得してくれません。
おそらく親も同じでしょう。
最近は月の食費が高くても6000円くらいで、目指すところは3000円ですが、とてもそんな事は言えず、先日1ヶ月の食費はいくらかと母親に聞かれた時も、咄嗟に1万円くらいと嘘をついてしまいました。
私の食費に対する一般的な認識が不足していて、1万円でも心配されてしまいましたが……。
仕事を辞めようとしている
私は2025年までに退職するつもりで日々を生きています。
仕事を辞めても親には内緒にするつもりです。
1ヶ月6万円はあれば生活できるので、株の配当金をベースにちょくちょくバイトをすればやりくりできるでしょう。
高等専門学校に通っていて、その学費はもちろん、そこに入学するために通っていた塾のお金も出してもらっています。おかげで、今の就職先に難なく内定をもらう事ができました。
そこまでしてもらったのに専門知識を要さない普通のアルバイトに落ち着くというのは、なんだか申し訳ない気持ちになります。
結婚を諦めている
自分は結婚に向いていないと自覚しています。
節約意識と、持ち物に対する考え方が色々と極端で、一緒に暮らすとなると、色々と妥協しなければいけなくなることが目に見えているからです。
生活費も全く別々で、住む家も別々。いわゆる別居婚でしょうか。全く別々に暮らしている二人が籍だけ入れて、それまでと何も変わらない生活を送るのが理想です。
しかしそれは結婚してもしなくても同じという事で、だったら結婚する意味ないじゃんとなって、結局結婚する理由を見失うのです。
たまに母親が「結婚しそうにないね」とどこか物悲しげに言う時があります。
私は頷くことしかできません。
まとめ
全く、どうしてこんな生活になってしまったのでしょう……。
子供の頃からハマったものには極端に取り組む性格でしたが、それが節約や効率化に向かった結果がこれです。
そして、これからもっと極端になっていく可能性が大いにあるのです。
こうして記事にしてみて思ったのは、やはり親には隠し通した方が良いなということです。
わざと明かして仕送りなどの金銭的援助を受けるという手段も考えられなくないですが、自分の力で自由な生活を勝ち取りたいので、悲願成就するまでは粛々と暮らします。