先日、裸足で外を散歩したいという欲求を記事にしましたが、ついに実行に移すことができました。
ところが、残念なことに思っていた結果が得られませんでした。
今回は、裸足散歩第1回実践レポートとなります。
目次
実践時の状況
日曜日の18時20分から30分ほど裸足散歩をしてきました。
初めから裸足で家を出て、そのまま近所の公園まで行き、一周して帰ってくるルートを選択。
季節柄、外はまだ明るく、通行人も多い状況です。
レポート
流れに沿って順に見ていきます。
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早速の開放感玄関を出て、まだ地表にも到達しないマンションの廊下の時点で、何だか嬉しくなってきました。かれこれ1ヶ月ほど裸足散歩欲求を抱えていたからか「ついにやったぞ」という高揚感に包まれます。嬉しくてエレベーターを待つ間、ニヤニヤした顔でうろうろと歩き回っていました。
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マンションで裸足が見つかる家を出てエレベーターに乗ると、途中の階で止まり、宅配業者の方が乗り込んできました。その際に「失礼します」と頭を下げて乗ってきたのです。普通にしていればまだしも、頭を下げれば確実に私の素足が目に入ったはずです。とはいえ何も言われません。恥ずかしくなった私は、エレベーターから降りると即座に集合ポストへ向かい「ポストを見るためにちょっと外に出ただけだからわざわざ靴なんて履かなかった人」を装いました。それでも十分に変なんですけど……
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ビーサンと思い込む出鼻を挫かれてマンションのエントランスで裸足のままうろうろする私。外の歩道を歩く人を観察します。私が勝手に意識しているだけなのでしょうが、やはり靴と裸足では見た目が違います。ゲームで防具を装備し忘れたまま戦闘に入ったような違和感。しかし、そんな通行人の中に、ビーチサンダルを履いている男性を見つけます。パッと見は裸足に見えなくもない。ということは、裸足の私もパッと見はビーチサンダルを履いた人に見えるということか?考えてみれば、向かいから歩いてくる人の素足が目に入っても、ビーサンだと思うのが普通じゃないだろうか。自分が裸足だから意識してしまうだけで、普通は裸足で外を歩く人なんていないんだから、勝手に脳内でビーサンだと片付けてくれるはず。というわけで、ようやくマンションの敷地内から出る勇気を得ました。
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アスファルトあったかい靴を履いていれば全く感じないことですが、アスファルトにはまだ日中の太陽の温もりが残っています。熱いということはなく、ほんのりとした心地良い暖かさでした。公園までは舗装されているので、人工物の上を歩いていきます。砂の上を歩く憧れが高まる。
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すれ違う人の目線を気にする公園に着くまでの間に何度か人とすれ違いました。もしかしたら、睨んでいるように思われたかもしれません。相手が裸足に気づくかどうか気にしすぎて、その人の目線の動きをじっと見てしまったからです。裸足散歩の時点で変なのに、そのせいで他の挙動も変になるという悪循環。
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念願の砂ついに公園に到着し、砂の感触を足裏で受け止めます。アスファルトと違ってサラサラとしていて冷たい感触。無意味に足の裏に砂を擦り付けたりしました。しかし、夕方とはいえ公園には子供のグループや親子がまだ多く、あまり変なことはできません。あまり人目につかない場所で存分に砂と触れ合います。
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足元注意裸足で外を歩く上で警戒すべきは怪我の原因になるようなガラスなどだけだと思っていたのですが、思わぬ伏兵がいました。虫です。公園の砂地にはダンゴムシなどの虫が普通に歩いています。靴を履いていれば踏んでしまっても気づかないところですが、裸足で踏み潰すのは遠慮したいところ。終始足元を警戒しながら公園を一周する羽目に。
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足が痛い公園を出て、舗装された歩道に戻ります。すると足に違和感が。さっきまで砂の上を歩いていたから違いが明確にわかるようになったのでしょう。歩くたびに指の付け根と歩道がぶつかっているような感覚です。やはり人が作った道は靴を履いて歩くことを前提にしているということ……
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帰宅家に入って玄関を閉め、靴を履くスペースで服を脱いでしまいます。裸にスリッパでそのままお風呂場へ。足を念入りに洗ってシャワーを浴びて、ひとまず終了。
感想
実践前は散歩の効果で考え事もまとまるのでは、という期待もありましたが、足元に踏んではまずいものはないか、裸足ということがバレていないか、そんなことを考えるのが精一杯で、とても考え事に集中できる状態ではありませんでした。
夜に実行すれば暗くて足元が見えないので裸足ということがバレないのでは、とも考えましたが、そうすると足元も見えないので怪我の可能性が高まります。
今の季節はサンダルで歩いている人も多いので良いですが、冬になると素足が見えているのは不自然なわけで……。
舗装の上を歩くと痛みを感じたのもありますし、やはり砂浜や芝生など適した環境まで靴で行って、現場で裸足になって散歩するというのが最適解のような気がします。
また考え直して再挑戦したいところ。