ビルドンブング

自由でシンプルな生活を求めて試行錯誤する記録を毎日更新中(金曜日はその週に読んだ小説の紹介)

夜の公園で全力ダッシュ【高強度インターバルトレーニング】

ここ最近、全力を出して体を動かした記憶はあるだろうか。
子供の頃は50m走で少しでも良いタイムを出したくて、全速力で直線コースを駆け抜けたものだ。
大人になると、そういった機会がまるでなくなる。
全力で仕事をすることはあるが、使うのは身体ではなく気力。
筋肉痛にならず、どんよりとした疲労感が残るだけだ。
そんなことを考えていると、全力で体を動かしたくなった。
 

夜の公園を全力ダッシュ

いくら全力で体を動かしたくなったとはいえ、スポーツマンでもない大人がいきなり猛ダッシュしている姿は、あまり人様に見られたくないというのが本音だ。
そこで選んだステージが夜の公園である。
 
幸いなことに、最近は食欲を誤魔化すための夜の散歩が日課になっている。

 この散歩習慣をダッシュに置き換えてみた。

夜なら人も少なく、適度に暗いので、醜態を晒さなくて済む。
そして公園なら、全力ダッシュをしていても不自然ではない。
夜の公道を大人が思い切り走っていると、不審者に間違えられかねない。
 
それに、私が利用している公園は1周500mほどのランニングコースが設けられている。
走るためのコースなのだから、走っていて不審者に間違われる心配はないだろう。

合理的なトレーニング

高強度インターバルトレーニングをご存知だろうか。
簡単にいうと、ハードな運動と緩い運動を交互に繰り返すことだ。
 
これを全力ダッシュに置き換えると「ダッシュ→ウォーク→ダッシュ」の繰り返しになる。
前述の通り、私が使っているのは公園のランニングコース。
1周500mなので、1周のダッシュとウォークを交互に行うだけで、高強度インターバルトレーニングになるというわけだ。
 
ただただ全速力で走っただけでは子供の駆けっこと変わらない。
どうせならウォークを間に挟むことで、いい感じに運動不足を解消し、体力向上に適した高強度インターバルトレーニングにしてしまおうではないかという魂胆だ。
全力が気持ちいい
というわけで、早速夜の公園で1周500mのコースを3周全力で走ってきた。
(間にウォークを挟むので、合計は5周)
 
ダッシュの後は息が上がるが、不快ではない。
むしろ全力で身体を動かしたことによる高揚感と、コースを走り切った満足感が勝る。
 
そして翌日の筋肉痛。
ふくらはぎ、内もも、裏もも、股関節周り——
どれも個別に鍛えるのが難しい筋肉なので、全力で走るだけである程度の負荷をかけられるのは嬉しい。
 
それにしても、普段どれだけ足に楽な動きしかしていなかったか。
この筋肉痛で身に染みてわかった。

中距離がちょうどいい

やってみてわかったのは、500mという距離が全力で走り切るのに適しているということ。
短距離だと、全力は出せるが全てを出し切ることは難しい。
長距離だと、体力切れで途中リタイアor走りきれるように制御してしまう。
 
これが中距離だと、序盤で全力疾走して中盤から体力切れを起こしても、どうにか走り切ることができる
(何mが中距離になるかは個人の体力などにもよる)
 
そして1周を終えると息も絶え絶え「ハァハァ」言いながら1周歩く。
そうすれば息も整って、もう1周ダッシュできる状態に戻っているのだ。
 
気持ちの面でもメリットは多い。
体力づくりのために走ろうと考えた時、目標を「距離」か「時間」で設定するのが常だろう。
「10km走ろう」とか「1時間走ろう」などである。
 
例えば10km走ろうとした時、初めは意気揚々と走り始めるのだが、途中で「まだ5kmもある、しんどい」などとネガティブな気持ちになってしまう。
結果、力を抜いてペースを落としたり、目標距離を走りきれないまま終わらせてしまう。
中距離の全力ダッシュなら、ゴールは見えている。
しんどくても、ちょっと頑張って走りきれば苦しさから解放されるのだ。
そう思えば、力を抜かずにゴールに向かって走れる。
 
また、時間で目標を設定する場合。
30分走ろうと思っていると、目的が「30分間走り続けること」になって、無意識に体力を温存してしまう恐れがある。
30分で3km走ったところで、速度は徒歩とほぼ変わらないし、変にゆっくり走るとフォームが崩れて足に負担がかかることもある。
それなら中距離を短時間で駆け抜けたほうが足に負担がかかる時間が短いので、ダメージも少なく、体力を温存することもなく全力を出し切れるというものだ。

まとめ

今までは夜に小一時間ほど散歩していたが、全力ダッシュとウォークを交互にしている方がずっと楽しい。
散歩より短時間で済ませられるのに、運動量はずっと多いのだ。
足の筋力強化にもなる。
 
3周走ったら帰って寝れるというのがモチベーションになるのもポイントだ。
「早く解放されたい」というやる気のなさが「もっと早く走る」という意欲に変換される。
 
この季節なら体も温まるのでお得だ。
全力ダッシュで体が温まった状態で帰宅後すぐにシャワーを浴びれば、そこまで寒さを感じない。
そのまま寝てしまえば、冬の夜を暖房無しで乗り切れる。 

それにしても、子供の頃は日常的に全力で体を動かしていたのに、いつから生活からそういう機会がなくなったのだろう。

今ではこうして意識的にお膳立てして臨まないと、全力で走ることすらできないのだ。