ビルドンブング

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毎朝レーズンを食べてみた

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時折、甘い物が無性に食べたい欲求にかられる。
もちろん、現代において甘いだけのものはいくらでも安く手に入れることができるわけだが、健康を害するような食べ物や食べ方は避けたいと言う気持ちもある。
何か甘くて美味しくて、それでいて体に良くて、できることなら安価で手に入る食べ物はないだろうか。

毎朝決まった量を食べる

甘い物の何が怖いって、美味しいからついつい食べ過ぎてしまうことである。
だからわたしはレーズンを朝に食べることにした。
朝の、それも家を出なければならない時間から逆算したギリギリのタイミングだ。
そうすることで、タイムリミットによる食べ過ぎ防止を図るわけだ。
というわけで、200mlのタッパー1杯を目安に、2週間ほど毎朝レーズンを食べてみた。

便通が良くなる

食べ始めて最初に感じた変化は便通である。
食べて1時間か2時間くらいしたところで、激し便意に襲われた。
思い当たる節はレーズンしかないわけで。
調べてみると、レーズンには水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方が含まれているらしい。
そういえば、普段の生活は米を炊いたりプロテインを飲んだり豆乳を飲んだり、あまり意識して食物繊維を摂取できていなかった。
まあ、栄養としては必要ない成分なのかもしれないが、食物繊維で腸が刺激されて排便が促されるのはいいことである。
栄養云々は置いておいて、体の中に便という不要物をいつまでも留まらせておくことはよろしくないだろう。

食欲が抑えられる

200mlタッパー1杯で大満足、とまではいかないし、もっと食べたい欲求に駆られはするが、底を我慢して乗り越えることができれば、その後の食欲は落ち着いていた。
思えば、お腹が空いて耐えられなくなるときは、決まって甘い物を欲していた。
食べ物が足りていないのではなく、糖分不足だったのかもしれない。
レーズンを食べるとかなりの満足感があるし、空腹感に襲われても「明日の朝になったらレーズンを食べられるし」と数時間後のことを考えるだけで我慢することができた。

終わりに

レーズンを食べるのはなかなか良い選択のように思える。
少なくとも、砂糖がたっぷり使われたお菓子を食べるよりは健康的だろう。
もちろん、食べ過ぎは良くないが……。
普段の生活に食物繊維が不足しているなら、ついでに甘い物への誘惑を程よく満たして抑えるレーズンはどうだろうか。
結構まとめ買いしてしまったので、私はもうしばらく朝レーズン生活を続けることになりそうだ。