健康のために豆乳を飲んでいる人は多そうだ。
そして、どうせ飲むならより健康的に無調整豆乳を、という人も少なくない。
では、どうせ無調製豆乳ならこのメーカーのものを、とメーカーまで明確な理由を持って選んでいる人はどれくらいだろう。
というか、メーカーによってそんなに変わるものなのだろうか。
無調整なのだからどれも同じなのでは、とも思うが、実際どうなのか比べてみた。
成分で比べる
まずは、メーカーごとにどれくらい成分が異なるかチェック。
100ml当たりだったり200ml当たりだったりするので、コップ1杯(200ml)で統一して整理、表にまとめるとこんな感じだ。
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熱量
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114kcal
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91kcal
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102kcal
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タンパク質
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8.1g
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8.2g
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8.4g
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イソフラボン
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58mg
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68mg
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102mg
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価格(1000ml)
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248円
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209円
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226円
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摂取するにあたって気になるカロリー、大豆に豊富なタンパク質、大豆の専売特許であるイソフラボンについてまとめた。
金額については、2021年11月25日のAmazonでの1000mlパック単価を記載している。
ただ、近所のドンキホーテの方がAmazonより40円ほど安く売っていたので、抱えて持ち帰るのが面倒でなければ近所のディスカウントストアなどの方が安く買えると思われる。
さて、この時点でキッコーマンの無調整豆乳は選択肢から外れそうだ。
あえて少しでも多くのカロリーを摂りたいのであればいいかもしれないが。
値段とカロリーが控えめなみどり豆乳
Amazonでも近所のドン・キホーテでも、みどり豆乳が他よりも圧倒的に安かった。
(20円ほどだが)
おまけに上出の比較の通り、カロリーも控えめだ。
ただ、他より安いからか、実店舗だと売り切れていることも多い。
私も仕方なく他の無調整豆乳を買って買えることがしばしばあるし、もしも売っていれば優先的に買い込む。
栄養が嬉しいマルサン
タンパク質とイソフラボン、ともに多く含まれているのはマルサンの「毎日おいしい無調整豆乳」だ。
タンパク質こそ他と大きな差はないが、イソフラボンの量が目を疑うほど。
正直、何かの間違いか、表記の基準の違いで他より多く記載されているのではないかと勘繰ってしまう。
まあ、多いに越したことはない。
タンパク質が多いということは、より満腹感を得られやすいということ。
単純なカロリーだけなら100kcalを切っているみどり豆乳に見劣りするが、豆乳の腹持ちの良さを利用して食事量を減らしたいのなら、こちらもアリかもしれない。
キッコーマンは注ぎにくい
ここまで特に目立つ点がなかったキッコーマンだが、ここで追い討ちをかけるように不満点を一つ。
注ぎ口の形状だ。
マルサンとみどり豆乳が丸くて平たいキャップタイプなのに対して、キッコーマンは細長い注ぎ口、それも自分で付けなくてはいけないタイプだ。
自分でつけるのも面倒なのに、しかもそれが注ぎにくい。
注ぎ口が細いので出てくる量が少ないのに、注がれる速度も遅い。
かといってパックを押して勢いよく注ぐと泡ができてしまう。
もちろん、パックに記載の通りの注ぎ方をしている。
マルサンならパックに記載された通りの注ぎ方をすればスムーズで不満はないのだが。
みどり豆乳はパッケージに記載はないが、↑のマルサンと同じ形状なので、同じ注ぎ方で問題ない。
終わりに
毎日飲むとなると、安さには叶わない。
私としてはみどり豆乳を優先して買うようにしたいところだ。
しかし、本文でも述べた通り、安いからかよく売り切れている。
そして、売り場の売れ具合を見ると、やはりキッコーマンが残っているのだ。
ネットならいつでも売っているが、送料が高くつくし、それがなくても1本あたりの値段が実店舗のディスカウントショップより高い。
1000ml=1kgなので持って帰るのが大変だが……
値段なんて気にしないならネットでまとめてマルサンの「毎日おいしい無調整豆乳」を注文して届けてもらうのがおすすめだ。