ビルドンブング

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手帳のように持ち歩けるカシオの電子辞書「XD-SX6500」を購入

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学生時代には授業で使うからと無理矢理購入させられた電子辞書。
大人になってから使うなんて思ってもみなかった。
むしろ、学生だった自分は電子辞書を持っていながら、一体何をしていたのか……
学生の頃は暇さえあれば図書館で借りた小説を読んでいたが、知らない単語や、曖昧な単語を調べもしないで、雰囲気だけで意味を理解して読んでいた。
なんともったいないことを……
知らない単語との出会いを大切にしようと思って広辞苑を購入。
しかし、その大きさと重さから扱いにくさを感じ、購入から時間が経つほどに、使用頻度も比例して下がっていた。
大きくて重いのが問題なら電子辞書でいいのでは?
というわけで買ってみた。

手のひらサイズのワクワク

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スマホのようなガジェットを購入した時とは違う、妙なワクワクがある。
子供の頃にニンテンドーDSを買ってもらって箱を開けた時のことを思い出す。
中身は本体、電池、説明書。

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実際、電子辞書のフォルムを見るとニンテンドーDSを連想する。
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電池をセットして起動すると、入れている電池の種類を尋ねられる。

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付属の電池を使用していれば「アルカリ電池[単3LR6]」を選べばいいはず。
また、画面の左右に店頭で展示するためなのか収録コンテンツを紹介するシールが貼られているが、これは簡単に綺麗に剥がすことができた。
 
本体は文庫本、つまりA6サイズに近い。
表面は面裏ともに細かい凹凸のあるザラザラとした触り心地。

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変にツルツルしていると細かい傷や触った時の指紋が気になるので、こういったテクスチャの方が個人的には好きだ。
まあ、カバーをつけてしまうのであまり関係ないが。

まるで手帳な純正カバー

「XD-SX」、「XD-SV」、「DX-SR」各シリーズ専用の純正カバーがある。
純正ゆえに、爪でしっかりと固定できる。
粘着シールタイプのように貼り付けなくていいので、本体を汚すことなく装着できるので気分がいい。

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上の画面側は特に固定されているわけではない。

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しかし閉じる側に癖がついているので、電子辞書を開いてもカバーだけが後ろに倒れることはない。

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電子辞書を閉じているときはバンドで固定できるので、勝手に開くこともないし、使わない時はちゃんとバンドで閉めておけば閉じる側の癖がなくなることもないだろう。

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また、このカバーが思ったよりも硬くて丈夫だ。
見た目が手帳のようなので、手帳カバーのような布のイメージだったが、しっかりとした硬さがあるので、本棚に入れるように立てても問題なく自立する。

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何より見た目だ。
このカバーを装着することで、見た目が本当に手帳になる。
本やノートと一緒に持ち歩いていてもなんの違和感もない。

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電子辞書のここがいい

気軽に持ち歩けるというのはもちろん、実際に触ってみると、電子辞書ならではの魅力は他にもあった。

サクサク動く

つい学生時代に使っていた電子辞書のイメージで、動作がもっさりしていてボタンの反応も悪いと思い込んでいたのだが、時代は進化するもので、電子辞書も進化していた。
ボタンの反応も良くなっている。
ただし、キーボードをタイピングするようなスピードだと反応しない。
一本指で順に押す程度なら問題なく認識してくれる。
動作についてもストレスを感じることはない。
少なくとも、紙の辞書を捲るよりは確実に早い。

広辞苑以外にも多数収録

機種にもよるが、私が購入した「XD-SX6500」には国語系だけでも
  1. 広辞苑 第七版
  2. 明鏡国語辞典 第二版
  3. 新漢語林 第二版
  4. 角川類語新辞典
  5. 現代カタカナ語辞典
  6. 大修館 全訳古語辞典
  7. 明鏡 ことわざ成句使い方辞典
  8. 大修館 四字熟語辞典
  9. NHK 日本語発音アクセント辞典 新版
  10. 三省堂 反対語便覧[新装版]
  11. 楷行草 筆順字典
と、これだけのコンテンツが収録されている。
公式サイトより)
 
元はと言えば広辞苑がとても持ち歩けるようなものではなかったので購入した電子辞書ではあるものの、おまけにこれだけの他の辞書・辞典まで一緒に持ち歩けるとなると心強い。

逆引き検索

紙の辞書だと、目的の単語の先頭の文字から探すことになる。
だが電子辞書なら逆引きができる。
例えば「レーション」が含まれる単語を横断的に検索できるのだ。

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これが紙の辞書だと「アイソレーション」なら「あ」のページをめくって探すことになるので、他の「レーション」を含む単語との出会いはない。
(先日のネプリーグで広辞苑に載っている「〇〇レーション」を答える問題が出ていたので試しに調べてみた)

終わりに

知らない言葉と出会った時、すぐに調べるようになった。
広辞苑だと、重たくてちょっとしたことをササっと調べるには不向きだった。
後で調べようと思って、気になった単語をメモしたりはしていたのだが、メモが溜まっていくばかりで、なかなか実行できずにいた。
しかし電子辞書にしてそれは解消、まあ買ったばかりで使いたいという欲があったのもあるが、やはり調べようと思ってから実際に調べるまでの手数や負担が少ないので、手軽に実行できる。
このサイズ差だ。

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せっかく持っていても使わないと意味がない。
紙の広辞苑にも紙だからこその魅力はあるものの、使いやすさとそこから高まる使用頻度を考えれば、電子辞書の方が私にとっては有意義だと思う。