一部の人には評判がよろしくないのは承知していたのだが、どこか期待してしまう無印良品のペンホルダー。

余計な装飾がなくシンプルだ。
クリップのような見た目をしているが、実際にクリップと同じ要領で手帳のカバーなどに装着する。
一見するとオシャレで便利そうだ。
オシャレなのは認めるが、便利かどうかは……
気軽に付けれるペンホルダー
もちろん、無印良品の商品だけあって便利に使うことができる。
実は結構考えられた形をしていて、取付け位置によって縦でも横でもペンを入れることができるのだ。
これが縦に入れた状態。
多色ボールペンなど太いペンだと入らないかも知れないが、その際はペンのクリップを引っかけるようにしてもよい。
見ての通りかなり揺れるが外れてしまうことはない。
横向きに使った場合は、固定部分が2箇所になる。
なので傾けてもペンはほとんど動かない。
その代わり、抜き差しの際に少し手間取ってしまう。
サッと出したいなら縦、しっかり固定したいなら横で使うといいだろう。
固定の甘さが残念
さて、良いところを紹介したところで、残念だった点をあげていこう。
ペンと一緒に抜ける
縦向きに使っていた場合は特に顕著だ。
ペンのクリップが強いと、ペンを抜こうと思ったらペンホルダーごと抜けてしまう事態が頻発する。
横向きに使っていてもこれは変わらない。
まあ、横向きの場合はペンを抜く向きがホルダーを差している向きと直角になっているので、すっぽ抜けることはないのだが、それでも位置がずれてしまうのは避けられない。
すぐに動く
さて、ではどうあがいてもペンを抜くとホルダーが外れる、あるいは動いてしまうのかというと、そうでもない。
クリップが抜けないようにゆっくりと慎重にペンを抜けば大丈夫だ。
しかし、毎回そんなに気を遣ってペンを抜くのは煩わしい。
とはいえ、これはクリップを挟んでいる部分の素材や厚さにもよるだろう。
摩擦抵抗が大きい素材であればクリップは滑りにくいし、挟んでいる表紙やカバーに厚みがあれば、クリップでしっかりと挟めるはずだ。
私のMagEasy手帳はどちらも満たしていないので、ちょっとペンを動かすとクリップも一緒に動いてしまう。
高い商品ではないので、どうしても気になるなら実際に購入して確かめてみるのがいいだろう。
終わりに
もともとは愛用しているノート兼クリップボードのMagEasy手帳にペンホルダーを付けたいと思って購入したのだが、結果は芳しくなかった。
では手帳にペンホルダーを付けることを諦めたかというと、それは違う。
先日紹介した挟めるペンホルダー「ペンサム」。
元々はポーチ内にペンを立てても倒れてしまうので、それを防ぐために購入したものだ。
しかし、もともとの役割は内ポケットや手帳の表紙に挟むこと。
その本来の用途通りに使ってみたらバッチリだった。
もともとMagEasy手帳の表紙には磁石が付くように設計されているので、こちらの方がスマートで見栄えが良い。
色も黒系統で統一されているので満足だ。