半年以上前の話になる。
Ankerのケーブルホルダーを購入したのだ。
どうして今頃になって記事を書くのか?
それはこのケーブルホルダーが使えなかったからだ。
製品そのものは悪くない。
私の目的を満たせなかったというだけの話である。
私はケーブルホルダーではなく、ケーブルに取り付けて磁力でケーブルを金属部に固定できるものが欲しかったのだ。
だからこのケーブルホルダーで言うところのケーブルクリップの方である。
ところが、磁石が入っているのは土台の方だったのだ。
つまりこのクリップをケーブルに取り付けたところで、金属部に固定することなどできなかったわけである。
まあ、クリップを小型化するならそちらの方が良いのだろう。
結局このケーブルホルダーは諦めて、リヒトラブのケーブルホルダーを購入した。
こちらはケーブルに取り付ける側に磁石が入っている。
そして金属の小さなプレートが付属しているので、それを任意の場所に貼り付ければどこにでもケーブルを固定できるわけだ。
ただ、これはAnkerのケーブルホルダーにもリヒトラブのケーブルホルダーにも共通することなのだけれど、対応するケーブルの径が小さすぎる。
USB2.0やmicroUSBが主流だった頃は別に問題ない径だったのかもしれなけれど、今はtype-Cが主流であり、60Wとかそれ以上の高出力の給電ケーブルや映像出力もできるThunderboltケーブルなんかは他のケーブルより一回り太くなっている。
そういうケーブルに取り付けられないわけではないけれど、無理やりつけている感が拭えない。
しっかりと閉じれない分、左右の磁石が平行にならず、金属面にしっかりつかない点もマイナスだ。
現状、100均で買った強力ネオジム磁石の薄いやつを間に挟むことで磁力を補っている状態である。
まあ、それで金属部にケーブルを固定するという目的は果たせているわけだが、やはり見た目が不細工なのでここはひとつ、太径ケーブル対応版の商品化をお願いしたいところである。
あるいは、細いケーブル・太いケーブルどちらにも対応できる何らかの機構を開発するとか。
それができればなかなか需要があるのではないかと思うけれど、商品開発関係の方、もし見ていたらアイデアとして使ってくれないだろうか?
(圧倒的他力本願)
まあ、もしもケーブルが何本もあるならこんなケーブルホルダーなんか使わずに複数本まとめて引っ掛けられるケーブルホルダーの方が圧倒的にオススメなのだけれど。