机の奥角に置いておける小ぶりなブックスタンドを購入した。
L型のシンプルなものなら100均にも売っているが、L型だと本が倒れやすい。
しかし両端に板があるタイプは本を立てられる幅が固定されてしまうので、狭すぎたり広すぎたりで後々使い勝手や見た目が悪くなる恐れがある。
なんてことは誰もが考えるようで、すでに先人が便利なブックスタンドを作っていた。
左右に伸縮して幅を変えらえるブックスタンドだ。
幅の調整ができる
なんといってもこれが素晴らしい。
見た目は幅約10cmの小ぶりなブックスタンドだが、背面が蛇腹にグイーンと伸びる。
最大幅は約47cmだ。
(商品説明だと43cmとなっていたが、実測してみると47cm。ただし力を入れて引っ張らないといけないので、軽く伸ばせる範囲だと43cmで正しいのかも)
つまり、10cm〜47cmくらいの範囲で、自由に調節できる。
そしてそれは可変、立てたい本の量に合わせて縮めたり伸ばしたりできるのだ。
常に必要最低限の幅にしておける。
狭くて本が入らなかったり、幅広いのにスカスカだったり、そういう格好悪い見た目にはならない。
適度な仕切り板
この板がないと、抜いた本の位置や厚さによっては、他の本が倒れて、本立ての中で斜めになってしまう。
そうなると、抜いた本を仕舞うとき、本を立て直さないといけない。
だがこの伸縮ブックスタンドは中央に板がついているし、両端もしっかりと高さがある。
そして、この中央の板は2枚重ねになっていて、幅を広げると、いい感じに左右に分かれてくれるのだ。
綺麗に4分割される幅まで広げた状態。
一方、中途半端に広げると、真ん中は狭くなってしまうので、使い方を工夫する必要がある。
だが、仕切りがなくて本棚の中で雪崩のようになるよりはマシだろう。
終わりに
オシャレで幅の調節もできて使い勝手の良いブックスタンドだが、残念ながら持て余している。
せっかく購入した広辞苑をすぐに使えるように手元に置いておきたい。
だからデスクの上に置けるくらいの小さなブックスタンドが欲しくなったのだ。
しかし、電子辞書を購入して広辞苑を手放してしまった。
となると、根本的なブックスタンドの購入理由が消えてしまったわけで……
今のところ余ったコピー用紙やノートの置き場となっているが、別にブックスタンドがあるからこうしているだけで、他にも置き場はある。
広辞苑同様手放してしまうかもしれないが、それは別にこの伸縮ブックスタンドが不便だったからではない。
物自体はとても使い勝手がよく、オススメだ。
とりあえず図書館で借りてきた本を立てたりしているのだが、そもそも今読んでいる1冊だけ近くに置いておけば、他の本を手が届く場所に置いておく必要もない。
やはり、持て余している感は否めない……