昨年引っ越した際に、何気に厄介だったのがスーツだ。
他の服のように畳んで詰め込むわけにはいかず、結局ハンガーに吊した形のまま車に積み込んだ。
次はもっとスマートに持ち運びたいと思い、ガーメントバッグを買うことにした。
ガーメントバッグとは、普段はスーツカバーだが、畳むとカバンになってそのまま持ち歩けるバッグのことだ。
よく見るのが↓のようなもの。
そんなガーメントバッグは多種多様な製品がある。
どうせ買うならこだわりたいところだ。
吟味した結果、選んだのはUDAWOのガーメントバッグだ。
二つ折りできる
多くのガーメントバッグが、横に畳んで横長のバッグになる。
しかしUDAWOのガーメントバッグはそこから更に縦に畳んで、A3サイズほどの縦長になるのだ。
(出典:Amazon)
他のガーメントバッグが一つ折りなのに対して、二つ折りということである。
内側のハンガーが、中央で畳める構造になっている。
単純に、他よりも半分のサイズになるのだ。
その分、厚さは2倍になるが、そもそもスーツにそこまでの厚みはないので、普通のバッグと同程度の厚さになるくらいである。
携帯することを考えれば、厚みよりもサイズが小さい方がスマートなので一向に構わない。
持ち手が付いているのでそのまま手に提げてもいいし、カバンに入るなら入れてしまってもいいだろう。
上着しか入れられない
二つ折りできる代わりに欠点となるのが、スラックスを掛けられないことだ。
もう一度ハンガー部分を見てみる。
中央で折れる構造のために、ハンガーの中空部分が左右に分かれている。
普通のハンガーであれば以下のようにスラックスを掛けることができる。
これがガーメントバッグなら、そのまま上着と一緒に持ち歩けるわけだ。
しかしUDAWOのガーメントバッグは完全に上着専用になってしまう。
まあ、スラックスであればバッグに入れて持ち歩いたりしなくても、初めから履いておくという手段もあるし、畳み方に気をつければ皺や折り目をつけることなくカバンなどに入れることもできるだろう。
というわけで、上着しか入れられなくても構わないと判断した。
終わりに
同じようにスーツをコンパクトに畳んで持ち運べるものには以下のような製品もあった。
こちらは6分の1サイズにまで畳むことができるが、これはケースに入れるのが毎回面倒そうだ。
手軽さと二つ折りできるコンパクトさのバランスでUDAWOのガーメントバッグを選んだ。
そもそもスーツを持たなければガーメントバッグも不要なのだが、今のところ急な冠婚葬祭にも対応できるように、礼服だけは持っておくことに決めている。
ちなみにたまに使う仕事用のスーツはWWSなので、他の服と同じように雑に扱えるので、わざわざスーツカバーやガーメントバッグを用意する必要はない。
というわけで、礼服をこのガーメントバッグに入れてクローゼットに吊している。