ビルドンブング

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食べ放題で幸せになれるのか

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家から徒歩1分の場所に「宮本むなし」というチェーン展開している定食屋がある。
特徴としては、定食を頼んだ場合はご飯のおかわり自由ということ。
 
おまけに現在は期間限定キャンペーンで500円ポッキリでご飯おかわり自由の定食が食べれるということで。
 
せっかくなので行ってみたわけだが——
食べ放題について考えさせられた。
そして、私は2度と自分から食べ放題に行くことはないだろう
ワンコインランチ
宮本むなしで期間限定のランチキャンペーンを行なっている。

朝11:00〜15:00の間のみ、500円でランチが食べられる。
ランチは定食なのでご飯&漬物のおかわりは自由!
 
豚しゃぶ定食を食べてきた。

大盛りのご飯を5回おかわり。
通算1kg以上の米を食べたことに
 
後半は美味しさよりも苦しさを感じていたが、せっかくの食べ放題だからという「もったいない精神」で限界までお腹にご飯を押し込んだわけだ。
 
さて、食欲は確実に満たされたのだが——
果たして、これが幸せと言えるのでだろうか。
さらなる空腹
お腹がすいた。
どうしてだろう。
苦しくなるほど食べたはずなのに、翌朝になると空腹を感じる。
 
それもそのはず。
空腹の正体は一度満たされた胃が空になることだから。
 
つまり、胃の中を満たせば満たすほど、それが消化された後に襲ってくる空腹感は大きくなるということ。
 
1日前の食べ放題で得られた満足感が嘘のように消えてしまった。
ただただ空腹に耐える辛さと戦う羽目に。
 
こうなることは経験上わかっていたはずなのに、一時の空腹に負けてしまったのだ。
 
おそらく、先週のマクドナルドが原因。

味が濃くて満足感も得られるが、長くは持たない。
ジャンクフードばかり食べていると太るのも当然。
 
もっとジャンクフードを求める体になってしまったのだ。
実際、キャンペーン終了後もマクドナルドに何度か行った。
これが食欲暴発のきっかけなのは間違いない。
クーポンがずるい
全ての店舗がそうなのかは不明だが、宮本むなしに行くと毎回クーポン券がもらえる。
単品の小皿が1つ無料になるクーポンです。
 
もちろん、使わずに捨ててしまえばいいのだが、それを言い訳にしてしまう甘い自分がいる
 
「せっかくクーポンがあるからもう1回だけ行こうかな」

夜に行ったのでワンコインでは済まなかった。
定食の中で一番安いサバの味噌煮定食590円。
クーポンで生卵を追加。
卵かけご飯でおかわり自由のご飯を楽しもうという魂胆。
 
味噌煮の汁を取り放題の漬物につけてたっぷりとご飯をお代わりさせてもらった。
 
ところが——

後日、また私は宮本むなしにいた。
しかも前回より高い690円の肉野菜定食。
 
LINEの友達登録で初回限定の揚げ物クーポンがもらえたから、使いたくなったのだ。
(右上のエビフライ&コロッケが無料だった)
 
もちろん、揚げ物が無料でも定食そのものに料金は発生するわけで、だったら素直に豆腐でも買って家で食べていたほうが安上がりなのは承知なのだが…… 

 

クーポン恐るべし。

もともと安い定食屋さんというのも相まって、リピートのハードルが恐ろしく低い。
 
「500円ほどでご飯と漬物食べ放題なら」
「せっかくクーポンもあるし」
という2つの甘い考えが、私の中にある食欲と戦う意志を容易く打ち砕く。
食事で得られる幸せとは
ここまで読んでもらえればわかるかと思うが、私は食べ放題で幸せになれる人間ではない。
 
日頃から節制や粗食・少食を心がけていると罪悪感すら覚える。
 
こんな気持ちになる食事が、幸せなはずがない
 
以前に断食や1日1食で生活していた時は、食欲との戦いは厳しかったものの、不思議な充実感を得られていた。
 
今思えば、それは食欲に勝利していたから得られていた感覚だったのだ。
一方、今回の食べ放題事変は完全なる敗北
ただただ食欲に負けて定食屋にお金を使ってしまっただけ。
おまけに「もったいない精神」で苦しくなるほど食べてしまう始末。
 
裏を返せば、食べ放題でもきちんと自分を制御して必要最低限の食事で済ませられる人なら問題ないということだ。
 
ただし、そういう人であればわざわざ食べ放題の店に行かなくとも、自炊や普通の定食屋などで済ませたほうが確実に安く済む。
何にしても食べ放題というシステムはそこまで良いものではないと、私は結論付けた。