色々なクリップボード類を試してようやく出会えた最適解、と思われるペーパージャケットflex。
購入からそれなりの月日が経ったけれど、実際のところ使い心地はどうなのか。
なんとも微妙なところである。
ただ、手放せないアイテムにはなっている。
しかし、本来の用途であるクリップボード的使い方はしていない。
A5用紙というA4よりマイナーなサイズに対応したクリップボードとしてはトップクラスに使いやすい。
しかし購入時の記事にも書いた通り、表紙を裏に回すと少し浮いてしまうのが残念だ。
使っているうちに癖がついて綺麗に畳めるようになるのでは、と期待していたが、どうやらそれはなさそうである。
これだとやはり縦向きだと使いにくい。
横向きだといい感じの傾斜で書きやすかったりするのだけれど……
というわけで、ペーパージャケットflexに紙を挟んだまま書き込むことは滅多にない。
たいていflexから1枚引き抜いて、それをデスクに広げて使う。
つまりflexはただA5用紙を持ち歩くカバー的役割でしか使っていないわけだ。
という言い方をするとflexがあまり良くないアイテムに思われるかもしれないが、そんなことはない。
「A5用紙を持ち歩くケース」として見ると、flex以上に優秀なアイテムはちょっと見つからない。
とにかくその薄さが最強だ。
「ペーパージャケット」とはよく名付けたものである。
挟める紙は20枚程度だが、一度の外出でそんなに使うことはない。
例えば100均にA5サイズのケースが売っているけれど、持ち歩くには分厚すぎる。
これはコピー用紙の自宅での保管なんかに使うものだろう。
他のものならクリアファイルなんかもある
これなら薄くて携帯性が高いものの、私はクリアファイルは消耗品だと考えている。
自宅保管ならまだしも、常にリュックに入れておいて頻繁に出し入れするとなると、角は折れるだろうし、いずれ破れてしまうと思う。
その点、ペーパージャケットの程よく硬くてしっかりとした素材は安心である。
では他のA5クリップボードはどうかというと、そもそもペーパージャケットもクリップボードの部類なので、どのクリップボードを使おうが「ペーパージャケットflexの方が良い」となってしまうだろう。
クリップ部分の薄さが桁違いだ。
というわけで、ペーパージャケットflexに紙を挟んだまま書き込むことはないけれど、メモ用のコピー用紙の持ち歩きカバーとして重宝している。
という現状報告でした。