inCharge6というアイテムをご存知だろうか。
新しいものではない、数年前に生まれたプロダクトで、Amazonなんかで普通に購入することができる。
名前の通り、6パターンの接続方法に対応したケーブルだ。
それでいて、非常にコンパクトで携帯しやすいのも特徴である。
折りたたんでキーホルダーのようにすることができる。
まあ、本当のキーホルダーのようにベルトやスマホにぶら下げて携帯するのは不安なのでオススメしないけれど。
とてもコンパクトで使い勝手が良いということが言いたい。
一応、6パターンの紹介。
まずはホスト側、つまりPCとスマホを繋ぐならPC側、モバイルバッテリーでスマホを充電するならモバイルバッテリー側。
通常状態だとUSB Type-Aとなっている。
しかしコネクタをグッと引っ張ってカバーを動かすと、中からtype-Cコネクタが現れる。
デバイス側も同じような構造。
デフォルトだとtype-Cである。
ホスト側と同じようにカバーを外すとLightning端子となる。
さらに、見た目はLightning端子だが、この端子はmicroUSBとしても使える。
Lightningを兼ねる都合、バッチリ挿さるわけではないので少し動かすと簡単に外れてしまうが、一応microUSBでも使えるということだ。
というわけで、ホスト側2パターン、ポスト側3パターンで全体の組み合わせとしては6パターンになるわけだ。
では、こんな便利なinCharge6をどういう時に使うかというと、私は主にモバイルバッテリーの相棒として使っている。
もちろんデータ通信もできるのでノートPCなんかとセットで使うのもありだが、私のMacBookはMoftのスタンドを装着しているので、使用時は高さができる。
inCharge6は見ての通り短いケーブルなので、こういった高さができると繋ぎにくい。
一方でモバイルバッテリーとの相性はかなり良い。
1つのモバイルバッテリーから色々な端子に給電できるのはもちろん、構造上inCharge6は綺麗に折り畳めるので、スマホとモバイルバッテリーを重ねるような形にしてもケーブルに負荷がかからず、余分なケーブル長が邪魔になることもない。
私は主にこの用途で使っている。
モバイルバッテリーを下敷きにするように置いておくとスペースも使わないし、そのままポケットに入れても違和感がない。
(薄いモバイルバッテリーを使っていれば)
購入前は色々使えそうだと思っていたが、結果的にモバイルバッテリーとセットで使う用途に固定されそうだ。