ビルドンブング

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ポモドーロテクニックを13分作業2分休憩でやってみた

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ポモドーロテクニックとは、決まった作業時間と休憩時間を交互に繰り返す手法である。
 
25分作業して5分休憩の周期が一般的だ。
しかし、別に作業に集中できて効率が上がるなら、必ずしも25分5分の周期である必要はない。
今までは深く考えずに25分5分周期でポモドーロテクニックを運用していたが、試しに約半分の13分2分周期で運用してみた。
 

25分は長い?

そもそも、一般的な25分の作業ですら長く感じることがある。
「結構集中して作業したぞ、休憩まであと何分かな」と思ってタイマーを見たら、まだ10分近く残っていてげんなりすることも少なくない。
また、作業が終わった後に中途半端に時間が残って、手持ち無沙汰だったり、次の作業に入るのが億劫で5分休憩まで時間を潰すことも多々ある。
だったら作業時間をもっと短くした方が、そういったロスタイムを減らせるのではないか、と思ったのがきっかけだ。

13分作業2分休憩の方が良い?

色々と組み合わせが考えられたが、とりあえず一般的な25分5分の半分で試してみようかと思ったが、普通に半分にすると12分30秒の作業と2分30秒の休憩になる。
何となく30秒というのが中途半端に感じる。
なので作業を30秒増やして13分、休憩は30秒減らして2分としてみた。
合計で1ブロックが15分なので、キリが良い。
25分5分が1ブロック30分なので、結果的に1ブロックの長さは半分となっている。
それでいて、1時間あたりの時間を出してみると——
25分5分だと作業50分、休憩10分。
13分2分だと作業52分、休憩8分となる。
こまめに休憩できるにも関わらず、13分2分の方が実質の作業時間は2分だけとはいえ多くなるのだ。

ちょっと忙しない

さて、実際に13分2分で作業してみた感想をお伝えする。
とにかく忙しない。
確かに休憩までのスパンが短くなったので、モチベーションは維持しやすい。
最初から残り時間が少ないから「もうすぐ休憩だからそれまでもう少し頑張ろう」という気になりやすい。
しかし、その休憩もたった2分だけ。
椅子にもたれてほっと一息ついてぼんやりするくらいしかすることがない。
これが5分休憩だったなら3分ほど使ってラジオ体操で体を動かし、残りの2分でゆったりするとかできるのだが。
2分の休憩だとやれることが限られていて、場合によってはあまり休んだ気にならないことも……
何となく、作業の内容によって適切な時間が異なるように感じた。
例えば数分で終わる細々したタスクを連続でこなすなら、13分2分の方が効率的にできた気がする。
一方で1つの作業に集中して取り組む場合は、13分の作業だとあっという間に感じて、作業が途切れ途切れになってもどかしく感じた。
なので、作業内容に応じて使い分けるのが良さそうだ。

終わりに

そもそも作業時間と休憩時間の組み合わせなんていくらでもある。
25分5分をベースに大体半分ということで13分2分としてみたが、そもそも25分5分をベースにする必要すらないのだ。
自分が集中できて、尚且つ疲れず、数分の休憩で回復できればポモドーロテクニックたり得るのだ。
絶対に25分5分なのだ、という固定観念を取り払って、常に最適な集中力の持続時間を探し続ける気持ちが大切なのかもしれない——