先日、A5用紙ユーザーの私が待ち望んでいたようなアイテム「A5 office folder」がクラウドファンディングで購入できることを紹介した。
実際、現時点ではA5サイズに対応したクリップボード的アイテムは数がなく、存在だけでも貴重なのだ。
しかし何と「A5 office folder」に続いてA5用紙に対応したアイテムがまたもやクラウドファンディングに現れたのだ！
それが「ペーパージャケットflex」である。
そして、どちらも現物がないので断言できないが、どうやら「A5 office folder」よりも「ペーパージャケットflex」の方が個人的には良さげに感じる。
その理由を解説しよう。
挟むのが１辺だけ
「A5 office folder」は紙を上下で固定する。
それに対して「ペーパージャケットflex」は１辺だけである。
しかもクリップ部分を指でクイっと上げれば簡単に外れるので、そこに紙を入れるだけだ。
明らかに紙の出し入れが手軽である。
また、そのクリップ部分がかなりスリムに設計されているようで、紙の面積を大きく損なうことがなく、紙面を広く使えそうなのも高ポイントだ。
ノートのように使える
前述の通り１辺だけで挟んでいるし、それが上ではなく横なので、ノートのようにパラパラと捲ることができる。
なので「ペーパージャケットflex」はクリップボードとしてはもちろん、ノートとしても使えるわけである。
「A5 office folder」は上下の固定なので、表の紙が一杯になったら、捲るのではなく紙を外さないといけない。
しかし「ペーパージャケットflex」は捲るだけでOKなのだ。
それに、普通のノートと違って、表紙を裏側に完全に回すこともできるので、クリップボードとしての運用を一切阻害していない。
クリップボードの域を出ておらず、ノートとしての運用は難しそうな「A5 office folder」と違って「ペーパージャケットflex」はノート＆クリップボードという１つ２役に期待できるわけである。
終わりに
とはいえ「A5 office folder」は両面に紙を挟めるので「ペーパージャケットflex」よりも挟める紙の枚数が多いという利点もあるし、横向きにして立てることでボードのように使うこともできる。
メモやノートとして使うなら「ペーパージャケットflex」、紙資料の保管や説明に使うなら「A5 office folder」というような使い分けが考えられるだろう。
一概にどちらが優れているとは言い難いところだ。
ただ、私としては完全にメモ・ノートとしての使い方に限られるため、個人的には「ペーパージャケットflex」の方に期待しているというだけである。
たまたま「A5 office folder」の方が先に公開されたが、同時だったら「A5 office folder」ではなく「ペーパージャケットflex」を応援購入したことだろう……
