寝るときに寒くて仕方がない。
起きているときでも寒いことには寒いが、動いていればそこまで寒さを感じることはない。
しかし寝るときはもちろん動かないし、人間は寝ているときに体温が1~2℃下がるので、なおのこと寒いのだ。
この寒さをどうにかしたくて、容量0.8Lという小さめの湯たんぽを購入した。
布団の中だけ暖かければ良い
単純に寒さをどうにかするだけなら備え付けのエアコンで暖房すれば良い。
しかし、寝るとき葉布団の中なので、そこだけ暖かければよく、部屋全体を暖める必要はない。
エアコンだとそういったピンポイントで暖めることはできないので、部屋全体を暖める分、無駄が多い。
電気代も心配だ。
しかし湯たんぽならお湯を沸かして入れるだけ。
一晩は温かさが持続するし、布団の中だけをピンポイントで暖められる。
特に今回購入した湯たんぽは0.8ℓなので、私が使っているティファールの電気ケトルで沸かせる最大量と同じである。
湯たんぽのためにわざわざ大量の水を鍋で沸かす必要がないから楽である。
巾着袋に入れる
製品には専用のカバーが付いているが、もふもふしている。
ただもふもふしているだけならいいのだが、この毛が抜け落ちるのだ。
一度洗濯すれば改善されるのかもしれないが、抜け落ちた毛が布団や寝間着に付着すると鬱陶しい。
というか、洗濯するにしても毛が他の洗濯物に付くと困る。
結論、付属のカバーは使わなくていい。
別に専用のカバーでなくても、100均で買った巾着袋に放り込んでおけばいいのだ。
目的は湯たんぽに直接触れることによる火傷を防ぐことなのだから。
6時間は暖かい
暖房器具と違って、湯たんぽは沸かしたお湯の温かさを使っているので、時間とともに冷めていく。
それでもこの小型湯たんぽは朝までそれなりに暖かい。
もちろん、お湯を入れた直後に比べると朝起きたときは温くなっているが、触ると暖かいと感じれる温度でいてくれている。
室内の寒さにもよるとは思うが、体感としては6時間は安心して暖かい。
一晩寝るだけなら十分な時間である。
ある程度冷めてきたら、巾着袋から出してやると、ちょうどいい暖かさになっていたりする。
終わりに
もっと早く買っておけば良かったと思えるものだった。
湯たんぽというと古くさいイメージもあるが、寝るときだけに限れば必要最小限で効率的に感じる。
最近は電気式の充電して使う湯たんぽ(もはや名前だけでお湯は使わない)もあるようだが、いちいち専用の充電器具を使わないといけない。
それなら普段使っている電気ケトルでお湯を沸かして入れるだけでいい湯たんぽの方が使い勝手が良いだろう。