街コンとは何かというと、街コンというものが生まれた当初とは変わっていることだと思う。
今の街コンは単なる合コンがしたいけど開催できる人脈がない人が集まって行う合コンである。
特に今回私が参加した着席型の街コンは、ただの大人数の合コンだ。
男女が同じテーブルで食事と会話をして、時間ごとにテーブルを移動する。
そんな街コンに始めて参加したのでその流れをまとめたい。
ちなみに参加したのは「出会いのCOCO」主催の街コンである。
不安な道のり
会場までは徒歩1時間ほどだったので歩いて向かう。
どうせ惨めな思いをするぞ、などと考えながら歩く道のりだ。
特に不安だったのが男女比である。
これが参加した街コンの参加状況だ。
定員が40人で、男性は受付終了。
そしてその時点で参加人数が25名となっていた。
定員が40人なら男女20人ずつということだ。
それで男性が受付終了ということは、20人。
じゃあ女性は5人なのか?
それはライバル多すぎて初参の自分には無理だろう。
という不安だ。
しかし実際は男4人女2人の6人テーブルが3つ、男4人女3人の7人テーブルが1つで合計25名だった。
男女比はおよし4:2という感じ。
ちゃんと男女比調整をしてくれていたということだ。
数字だけ見れば勝率は50%なのだが、そう甘くはない。
30分ごとに男が動く
テーブルが4つ、30分ごとに男が違うテーブルに移動するスタイルだ。
テーブル単位の移動なので、同性のメンバーチェンジはない。
女性は最初から最後まで同じ席。
男性は最初のテーブルで一緒になったメンバーのまま各テーブルを回る。
こうなると必然的に同じテーブルの男性との連携が生まれる。
それが連携なのか、慣れた人の踏み台なのかは初参加の私には判断できなかったが……
着席方式のメリットデメリット
街コンにはいくつかの形式があり、今回参加したのは着席方式。
合コンみたいに決まった席に座って会話する。
男女複数でのグループトークだ。
行ってみて、メリットとでメリットがあるなと感じた。
ちゃんと参加できる
まずはメリットから。
席が決まっているので、1人ぼっちになって気まずい思いをすることはなかった。
グループの誰かがトークしてくれるので、無言になってしまうこともない。
終始楽しい雰囲気でいられた。
慣れてる人が強い
メリットはデメリットにもなっている。
街コンに慣れている人、そもそも会話が得意な人、回せる人が圧倒的に強いなと感じた。
会話の中心になれば目立てるし印象にも残りやすい。
逆にうまく会話に入れないと、女性陣からはまったく意識されないだろう。
さらに上級者になれば、グループ内の同性をうまく会話に入れつつ、その上で会話の切り返しなどで面白さなどをアピールできていた。
これが、慣れていない人や初参加の人が踏み台にされているのでは、と感じた理由である。
終わりに
LINE交換はしたりしなかったり、流れに乗るだけで自分から交換しようとは切り出せなかった。
交換した相手とも、一応交換したくらいで何か話が盛り上がったわけでもないので、まあ脈はないだろう。
連絡はもちろん来ないし、しようとも思えない。
まあ、想定していたほど惨めな思いはしなかった。
二度と参加しない、とまではならなかった。
成果はなかったが、なかなか良い経験ができたと思う。
着席タイプの街コンがどういうものなのか知ることができただけでも十分だ。