ビルドンブング

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和食さとに配膳ロボット現る

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ついに波がやってきたか、という感じである。
定期的に和食さとを利用している。
株主優待があるからだ。

 今はあまり食べ放題は利用せず、1,000円程度の軽食で済ませているけれど。
そんな和食さとだが、先日訪れた際についに現れた。


配膳ロボットである。
注文した食べ物を席まで持ってきてくれる。
欠点は、ロボットの正面からでないと取りにくいということ。
横からでもまあ不可能ではないが、背後からとなるとまず無理である。
和食さとにはカウンター席がない(全ての店舗がそうかは不明)ので、1人で行ったとすれば2人席に案内される。
1つのテーブルで向かい合って座る配置になっているので、1人での利用なら好きな方に座れる。
配膳ロボットは客がどちらの席に座っているかを認識する機能はまだないようだ。
ただただ厨房からやってきてテーブルの横で止まるだけである。
だから厨房の方向に背中を向ける方の椅子に座っていると、座ったままで配膳ロボットからトレイを受け取れない。
一度立ち上がって、横か正面に回り込まないといけない。
きっと停止した時やカーブした際に慣性でトレイが落ちないように前方以外にバリケードを設置しているのだろう。
見たところ慣性がそんなにかかるようなスピードで動いてはいないが、まだまだ導入が始まったばかりなので安全係数がかなり高めに設定された設計になっているということか。
人間だったらトレイごとテーブルに置いてくれるので、そもそも自分でトレイを取る必要はないのだ。
つまり、配膳ロボットの導入によるわかりやすいメリットは客側にはないのである。
店員側が楽になる側面が大きい。
もしも配膳ロボットの導入前後でホールの店員の数が変わっていないのであれば、ロボットの分だけ商品の提供を行える手数が増えたことになるので、客側からすればより迅速に商品が提供される、というメリットはある。
しかし分かりにくいメリットだ。
動くスピードも人より遅いので、せっかちな人が見たらもどかしく感じることもあるだろう。
子供からの受けは良いようだ。
やってきたロボットを物珍しそうに見て興奮している。
現代においてロボットの存在が非日常だからだろう。
数年もすればそれが当たり前になって子供にとっては珍しくもなんともない光景になると思われる。
ただ、その頃にはロボットもそれなりに進化しているだろうから、それを不便に感じるようなこともなくなっている。
今の人の仕事はロボットが代わりにするようになって、人の仕事はそのロボットを管理することにシフトしていくのだろうか。