2年ほど前にスタンディングデスクを購入し、1年ほど使って手放した。
それからまた1年、再びスタンディングデスクを導入することにした。
側から見れば、一体何をしているのだ、と思われそうな挙動ではあるのだが、色々と思うところがあったり、環境が変わったりで、適しているものや必要なもの、考え方が変わるのだから仕方ない。
考えて、変化が必要だと思えば頑固にならずやってみる。
そういうポリシーで、今再び、スタンディングデスクが必要だと考えた理由をまとめておく。
座ってると眠い
一番のきっかけはこれだ。
最近は睡眠時間を必要最低限にして活動時間を増やすことに注力している。
やることがはっきりしている時は、早起きして、たっぷりと時間を使って作業を進めることができる。
一方、考えないといけない作業、つまり何をするかがはっきりしていなくて、それを考えるところから始めないといけない作業は、早起きしてもなかなか捗らない。
考えようとして頭を働かせるのだが、如何せん体は動いていないので眠くなる。
なので朝からジョギングをして体を目覚めさせたりしていた。
しかし、わざわざジョギングをしなくても、立ち上がって少し足を動かすだけでも、意外と眠気は去ってくれるものである。
だったら立って考えればいいのでは、でも立って考えて何かを思いついても、ノートやPCに書き込むにはまた座らないといけない。
立って考えて座って書く、それを繰り返していると、立ったり座ったりの行動自体が面倒になって、作業そのものが億劫になってしまう。
そこで、スタンディングデスクだ。
考えるのも書くのも立ったままなら万事OKであろう。
外部ディスプレイで楽な姿勢に
もうひとつ、以前のスタンディングデスクを手放した理由に、肩がこるというのがあった。
なぜなら、当時はMacBook、つまりノートPC1台で作業していたので、立ったままキーボードを叩くためにノートPCを手元に寄せていると、画面を見下ろすような姿勢になる。
これが首や肩に負担だったようで、数十分画面を見続けるだけで異様に疲れてしまうのだ。
しかし今は環境が違う。
外部ディスプレイを導入しているので、キーボードと画面は完全に分離している。
キーボードを手元に置きつつ、少し離れた位置のモニタを見下げることなく真正面で見ることができるのだ。
これなら、スタンディングデスクで長時間の入力作業をしていても苦にならないのでは、と思った次第である。
折り畳みのスタンディングデスクがある
当時、スタンディングデスクを買った時の私は、できるだけ身軽な持ち物で揃えようという考えがなかったので、とりあえず評判の良いIKEAのスタンディグデスクを買った。
机としては天板が大きくてハンドルで無段階の高さ調節ができる優れものだ。
しかし、組み立て家具ゆえの弊害として、分解の難しさ、あるいはそもそも分解できないという問題がある。
私が以前のスタンディングデスクを使いやすいと思っていても、どのみち今の家に引っ越しする際に手放すしかなかったのだ。
とてもエレベーターや玄関を通れないサイズだったのだから。
しかし、今はテレワークによる需要の急増からか、スタンディングデスクの商品も増えてきた。
そして、ついには折り畳めるタイプまで。
折り畳めるなら、引越しの際も玄関を通れるし、もしも使わなくなったとしてもとりあえず畳んで置いておけば、今回みたいに気が変わってやっぱり使う、となった時にまた買い直さなくて済む。
終わりに
というわけで、改めてスタンディングデスクを自宅に導入することにした。
せっかく早起きで使える時間が増えているのに、その時間を椅子に座ってぼんやりうとうとして消費するのももったいない。
安い買い物ではないが、時間を無駄にするよりは安いものだ。
というわけで、最後に紹介した折り畳み式の昇降デスクを購入した。
この商品の使い勝手については、また明日、取り上げて紹介する。