ビルドンブング

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眠くなってから布団に入る

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先月くらいだろうか、おぎやはぎのラジオを聴いていると、どういう話の流れだったか、眠くなってから布団に入るようにしないと寝付けなくなる、というようなことを言っていた。
似たような話は以前にも聞いたことがあったのだが、どうして忘れていたのか。
考えてみれば、眠くなってから布団に入る方がいいに決まっているではないか。
 

疲れた日の入眠が理想

布団に入って気づいたら寝ていた、というほど疲れた日が過去になかっただろうか。
私にはある。
日中に激しく体を動かしたとか、単に夜更かしし過ぎて限界が来ていたとか。
とにかく、布団に入ると同時に寝てしまったような経験だ。
あれが理想だと考えている。
毎日あれくらいすぐ眠りにつくことができれば、どれほど幸せか。
三大欲求に睡眠欲が含まれている割には、頭や体が言う事を聞かずに眠れないことが多すぎる。
そこで、布団に入ったらすぐに眠れるように、癖をつけるのだ。

体に覚えさせる

布団に入ってすぐに寝ることで、「布団に入る」と「眠りにつく」という動作の間隔が短くなり、1つのセットのようになる。
布団に入ることが眠りにつくことと同義となるのだ。
パブロフの犬と同じ原理である。
「布団に入る=眠りにつく」という図式を体に覚えさせることで、布団に入れば自然に眠れるようになる。
のだとか。
まだその領域に達してはいないが、原理としては納得できるものだ。
2〜3週間ほど続ければ人はそれを習慣として身につけると言われているので、とりあえず眠くなってから布団に入るという生活を続けてみる。
後述するが、眠くなるまでの時間を自由に使えるという嬉しい特典もあることだし、実戦への抵抗はない。
 
逆に悪い例として、規則正しい生活を目指して毎日同じ時間に寝起きしようと頑張ってみるとしよう。
「寝る時間だから寝よう」として決まった時間に布団に入っても、疲れていなかったり、体や頭がリラックスしていないと寝付けない。
結果的に「決まった時間になったら布団に入る」ということが目的になってしまって、それから眠りにつけるかどうかは別問題になってしまうのだ。
果たして、眠れない布団の中で「決まった時間に眠らないと、明日の朝起きれない……」と焦る状態が、求めていた規則正しい生活と言えるだろうか。

時間を有意義に使える

布団に入ってから眠りにつくまでの時間は、短ければ短いほどいい。
眠れないからといって、布団の中でできることなんて限られている。
とても生産的なことはできないだろう。
つまり「眠れない」と考えながらどうにか眠ろうとするあの時間は、無駄な時間なのだ。
時間がもったいない。
しかし、もったいないなんて考えてしまうとますます眠れなくなってしまう。
どうせ寝れないなら、眠くなるまで他のことに時間を使った方が、眠れないという焦燥感も紛れるし、時間を無駄にしているという罪悪感も消える。
他のことに時間を使うと言っても、電子機器の画面の明るさは眠りを妨げるし、興奮するようなことも脳が覚醒するのでNGだ。
本を読むとか、日記を書くとか、アナログで穏やかな作業が良いだろう。

終わりに

私は時間通りに動きたい人間なので、今までは起きたい時刻を決めて、そこから必要と考える睡眠時間を逆算して、寝る時間を決めていた。
しかしそれだとイレギュラーに対応できなかったのだ。
日によってはもっと少ない睡眠時間で足りたり、逆にちゃんと決めた時間だけ寝ていたのにまだ眠たかったり。
自分の行動はもちろん、季節や天候といった環境の変化でも疲れ方は変わってくるので、眠くなったら寝るというのが体に正直で健全なんじゃないかと思える。
仮になかなか眠くならなくて、寝るのが遅くなって睡眠時間が足りなくても、その日をどうにか乗り切って早く寝ればいいだけのことだ。
全く「眠くなってから布団に入る」という簡単なことに、どうして今まで気づけていなかったのか……

 

今週のお題「眠れないときにすること」